// BOM card_100_001_00,2,48 START, SET_CARD_BG_IN,100001, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 狂気は妖怪のみならず、人や物にも存在する。 card_100_001_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, きっかけは多種多様、些細な事件で発現することだってそう珍しいことではない。 card_100_001_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、その狂気を己の意志で自在に操ることができる存在がいる。 card_100_001_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女の名は、鈴仙・優曇華院・イナバ。 card_100_001_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 永遠亭の警備兼医者の助手兼下働きをしている、元・月の兎である。 card_100_001_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_001_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「弾幕ごっこがしたいの？ card_100_001_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は今忙しいんだけど……まあ、いいわ。 card_100_001_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 　ちょうど、簡単な card_100_001_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, ストレス発散法を求めていたところだったの」 card_100_001_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 短いスカートを翻ひるがえし、手に構えるは数枚のスペルカード。 card_100_001_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 相手の準備が整ったのを確認すれば、合図は不要。 card_100_001_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 弾幕ごっこはあまりにも唐突に、突拍子もなく開始される。 card_100_001_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_001_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「申し訳ないけど、 card_100_001_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 最初から全力でいかせてもらうわね。 card_100_001_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 　あまり帰りが遅くなると、 card_100_001_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 師匠にどやされてしまうから」 card_100_001_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 左目に手を添え、力を籠める。空気は痺れ、空間は震え、そして鈴仙は音もなく飛び上がる。 card_100_001_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_001_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「覚悟は良い？　私の眼からは、 card_100_001_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 何者も逃れることはできない！」 card_100_001_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_001_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_001_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, ピストルのように指を構えたまさにそのとき、鈴仙の左眼は深紅の輝きを放った。 card_100_001_00_36 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,