// BOM card_100_006_01,2,52 START, SET_CARD_BG_IN,100006, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「人の心なんて見ても落ち込むだけ card_100_006_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, いいことなんて何一つ無いもん」 card_100_006_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_006_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 心を閉ざすこいしは、スカートを翻ひるがえしながら悲しげに呟いた。 card_100_006_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 記憶の奥底にある先祖の苦い記憶がそう思わせるのか、それともそれはこいしの心の優しさなのか。 card_100_006_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 姉のさとりでさえ、こいしの固く閉ざされた心は読むことができないでいる。 card_100_006_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そんなことないわ。良いことだってあるのよ」 card_100_006_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_006_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「表と裏、ちぐはぐな感情を見続けても card_100_006_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, お姉ちゃんは平気だっていうの？」 card_100_006_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 「分からないなら、私の心を読めばいい。　 card_100_006_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, それがさとりという妖怪の　 card_100_006_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 唯一無二の能力なんだから」 card_100_006_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_006_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 種族としての個性を嫌い、新たな個性を手に入れたこいしと、 card_100_006_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 自らの種族を大事にしているさとり。 card_100_006_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 姉妹ながら相容れない道を歩んでいるふたりだが、その関係は意外と良好だ。 card_100_006_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 「お姉ちゃんは私には絶対勝てないし、 card_100_006_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 私が絶対勝つよ」 card_100_006_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_006_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あら、それはやってみないと分からないわ？」 card_100_006_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 姉妹は互いに笑い合い、激しい弾幕戦へと発展する。 card_100_006_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_006_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「これで決まりね！ card_100_006_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 『ブランブリーローズガーデン』！！」 card_100_006_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_006_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_006_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 不敵に笑ったこいしの周囲に、色とりどりの薔薇が咲き乱れる。 card_100_006_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, そして、可憐な花弁と痛みを与える鋭い棘が、さとりを包み込んでいくのだった。 card_100_006_01_40 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,