// BOM card_100_009_00,2,60 START, SET_CARD_BG_IN,100009, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は偉大なる吸血鬼。そんじょそこらの妖怪とは card_100_009_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 格も実力も比べものにはならないのよ！」 card_100_009_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_009_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 紅き魔の館の主、レミリア・スカーレット。 card_100_009_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 高潔なる不死の王である。 card_100_009_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_009_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「跪け。 card_100_009_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 頭を上げるな。 card_100_009_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 　お前は私の顔を見ることもなく、 card_100_009_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 私に消費されるのよ」 card_100_009_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 少女のような見た目だが、彼女は何百年もの時を生きている。 card_100_009_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, ゆえに、人間など文字通り、赤子の手を捻るように始末できることだろう。 card_100_009_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_009_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……なに？　どうして自分が card_100_009_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, この館に連れて来られたのか分からないのか？ card_100_009_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 　咲夜のやつ、また何も説明していないな。 card_100_009_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, この私の手を煩わせるだなんて……説教が必要ね」 card_100_009_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_009_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, レミリアは豪奢な椅子に肘をつき、ほうと溜息を吐く。 card_100_009_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, すると、そんな彼女の後ろから、もう一人の少女が姿を現した。 card_100_009_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「お姉様。この人間をどうするの？　 card_100_009_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, もしよかったら私のお人形にしたいわ」 card_100_009_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_009_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ダメよ、フラン。あなたに渡したら card_100_009_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 三日ともたずに壊れてしまう。 card_100_009_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 　こいつはね、私たちの食料となるために card_100_009_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 咲夜に連れて来させたんだから」 card_100_009_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_009_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_009_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, そう言って、吸血鬼の女王は嗤う。 card_100_009_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 目の前の矮小な命を侮蔑するかのように、ケラケラ、ケラケラと。 card_100_009_00_48 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,