// BOM
card_100_010_01,2,37
START,
SET_CARD_BG_IN,100010,
SET_BGM,7,
MAIN_UI_OFF,1,
FADE_IN,500,0,
WAIT_SEC,1000,
SET_CARD_TEXT,1,1,
「えいっ! やあっ!」
card_100_010_01_1
SET_CARD_TEXT,1,1,
夜の白玉楼。その庭に妖夢の声が響く。
card_100_010_01_2
SET_CARD_TEXT,1,1,
彼女の修行は朝から晩まで続いていた。
card_100_010_01_3
SET_CARD_TEXT,1,1,
「紅葉だけではなく、風を斬る。
card_100_010_01_4
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_5
SET_CARD_TEXT,1,1,
見える者だけでなく、見えぬ者も斬る」
card_100_010_01_6
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_7
SET_CARD_TEXT,1,1,
風さえも切り裂く妖夢の剣術は、
card_100_010_01_8
SET_CARD_TEXT,1,1,
ただの人間では近付くことさえ出来ぬほどの鋭さを放つ。
card_100_010_01_9
SET_CARD_TEXT,1,1,
もっとも彼女にとってそれは到達点ではなく、通過点に過ぎない。
card_100_010_01_10
SET_CARD_TEXT,1,1,
「もっと高みへ登らなくては……。
card_100_010_01_11
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_12
SET_CARD_TEXT,1,1,
師が帰ってきた時に叱られてしまいます」
card_100_010_01_13
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_14
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_15
SET_CARD_TEXT,1,1,
斬れないものはあんまりない妖夢だが、それでも満足はしない。
card_100_010_01_16
SET_CARD_TEXT,1,1,
この世の全てだけでなく、この世ならざる森羅万象を斬ることが出来なければ
card_100_010_01_17
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_18
SET_CARD_TEXT,1,1,
師は満足してくれないのだろう。
card_100_010_01_19
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_20
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_21
SET_CARD_TEXT,1,1,
「さて……今日はこの辺にしておきましょうか」
card_100_010_01_22
SET_CARD_TEXT,1,1,
「お休みの幽々子様を」
card_100_010_01_23
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_010_01_24
SET_CARD_TEXT,1,1,
「起こしてしまってはいけませんからね」
card_100_010_01_25
WAIT_TOUCH,
SKIP_POS,
FADE_OUT,500,
STOP_BGM,
WAIT_SEC,2000,
END,