// BOM card_100_017_00,2,60 START, SET_CARD_BG_IN,100017, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「おや、こんなところにお客様とは珍しい！ card_100_017_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 如何ですか、我が地獄の曼珠沙華まんじゅしゃげは！」 card_100_017_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_017_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 一面に咲き誇る曼珠沙華まんじゅしゃげが風に揺られ、その中に立つふたり。 card_100_017_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_017_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は関所の門番頭、庭渡久侘歌。 card_100_017_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, ニワタリ神の久侘歌です。以後、お見知りおきを。 card_100_017_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ええっと、そしてこちらが…… card_100_017_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 「幻想郷の閻魔を任されている、　 card_100_017_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 四季映姫です。　 card_100_017_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, まあ、今はオフですので……　 card_100_017_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 久侘歌のお守りとでも思っていただければ」 card_100_017_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_017_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 柔らかな物腰の久侘歌に対し、映姫の言葉はとても堅苦しい。 card_100_017_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, その一方で、久侘歌は翼を広げながら、柔和な微笑みを顔に張り付ける。 card_100_017_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「観光ついでに一本、お持ち帰りしてみます？ card_100_017_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, あなたのお家に曼珠沙華まんじゅしゃげのアクセント。 card_100_017_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 　うん、外に出なくても地獄にいる気分になれて、 card_100_017_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, オススメですよ」 card_100_017_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_017_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「閻魔の私が言うのも何ですが、　 card_100_017_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 鬱屈うっくつとした気分になりそうですね」 card_100_017_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 「もし何か罪を犯したとしても、 card_100_017_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 地獄気分なのですぐに反省できますし！ card_100_017_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 　地獄に行く前に反省すれば、映姫様の負担も card_100_017_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_017_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 減りますよ？　まさに名案と言えますね」 card_100_017_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_017_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……今はオフなので、仕事の話はやめましょう。 card_100_017_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, そちらの御方も困惑していますし」 card_100_017_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_017_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 閻魔として多忙を極める映姫は、よっぽどこの休みを楽しみにしていたのだろう。 card_100_017_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 事ある毎に仕事の話題を振ろうとする部下に、彼女はほうと溜息を洩らすのだった。 card_100_017_00_48 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,