// BOM card_100_032_00,2,46 START, SET_CARD_BG_IN,100032, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 守矢神社に祀まつられている本来の祭神さいじん、洩矢諏訪子。 card_100_032_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 基本的には神社の外には出ず、その存在は未だあまり知られていない。 card_100_032_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_032_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 「とはいっても、早苗の付き添いで card_100_032_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 人里に時々降りたりはするんだよ。 card_100_032_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, ずっと神社の奥に引きこもっていても暇だからね」 card_100_032_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「でも、見た目がほら、子どもみたいだからさ。 card_100_032_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 大人には可愛がられるし、子どもには舐められる。 card_100_032_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1,  私からしてみれば、 card_100_032_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 人は総じて赤子のようなものなんだけど」 card_100_032_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 人から軽く扱われることに、今更怒りなどはない。 card_100_032_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、彼女はかつて祟り神たちを束ね、日本の一角を支配していた土着神だ。 card_100_032_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 有象無象うぞうむぞうの存在である人から崇められなくなった瞬間、 card_100_032_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女は祟り神の王としての本性を露わにする。 card_100_032_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_032_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ミシャグジ、ミサグチ、ジョグ card_100_032_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, ……ま、何でもいいや。 card_100_032_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1,  とりあえず、私のことを、 card_100_032_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, さまをつけずに呼んだのは……どいつなのかな?」 card_100_032_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_032_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_032_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 神への感謝を忘れるな。神への供物を決して欠かすな。 card_100_032_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 神の機嫌を損ねることは、それすなわち滅びの裁さばきが下されることと同義と知れ。 card_100_032_00_34 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,