// BOM card_100_040_00,2,45 START, SET_CARD_BG_IN,100040, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷には人ならざる者が跳梁跋扈ちょうりょうばっこしている。 card_100_040_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪に神々、吸血鬼に魔法使い。そのすべてが人に害を成す存在と言える。 card_100_040_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな人ならざる者たちから人を守る役目を任されているのが、 card_100_040_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 何を隠そう博麗神社は当代巫女、博麗霊夢なのである。 card_100_040_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_040_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……妖怪退治をするのは別に構わないんだけど、 card_100_040_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, だったら感謝の意を込めて、 card_100_040_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 賽銭ぐらい入れていきなさいよね」 card_100_040_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷の守護者である少女は、すっからかんの賽銭箱を蹴りつけながら、空きっ腹をさすさす撫でる。 card_100_040_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_040_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 「最後に御馳走を食べたのはいつだったかしら…… card_100_040_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 最近は魔理沙が持ってきたよく分からない card_100_040_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, キノコを食べたぐらいだし……お腹空いたぁ」 card_100_040_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_040_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 霊夢の収入源は、参拝客が齎もたらすお賽銭のみ。 card_100_040_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、博麗神社にやってくるのは宵越しの金を持たない貧乏人か、 card_100_040_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 冷やかし目的でやってくる魑魅魍魎ちみもうりょうぐらいのもの。 card_100_040_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私はボランティアじゃないんだっての。 card_100_040_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, そろそろ妖怪退治に報酬を払わせようかしら。 card_100_040_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 魔理沙みたいに」 card_100_040_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_040_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_040_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 言葉に苛立ちを乗せながら、霊夢は再び賽銭箱を蹴るのだった。 card_100_040_00_33 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,