// BOM card_100_042_00,2,51 START, SET_CARD_BG_IN,100042, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「この本を閉じるのと、貴方の人生が閉じるのと、 card_100_042_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, どちらが先かしらね？」 card_100_042_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 紅魔館にある巨大な図書室、いつもはそこで引き籠っているパチュリー。 card_100_042_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, その白い肌と対照的な深紅の瞳。 card_100_042_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「貴方は月曜日から日曜日のどれが好き？ card_100_042_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は全部好き」 card_100_042_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「人は私を七曜の魔女と言うけれど…… card_100_042_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな大層なものかしら？」 card_100_042_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, パタン、と本を閉じるパチュリーは、目の前の敵を瞬殺する方法を、頭の中の図書館から模索する。 card_100_042_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「貴方を倒す時間が早ければ早いほど、 card_100_042_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 私もまた早く本が読める。 card_100_042_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, どう？　合理的でしょう？」 card_100_042_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 身体が弱くあまり外を出歩かないパチュリーからすれば、 card_100_042_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 愛しの本達から得られる膨大な知識は経験そのもの。 card_100_042_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 実際に経験が無いと言われたとしても、古今東西の本を記憶に収めている彼女に死角はあまりない。 card_100_042_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「本の知識だけでは要領が悪いのね」 card_100_042_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_042_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 本に施された封印を知識ではなく、力業で解いてしまった霊夢に影響されたのか、 card_100_042_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 最近は外に出歩く姿も目撃されており、宴会などにも足を向けているようだ。 card_100_042_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 「外で読む本も、これはこれでいいわね」 card_100_042_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_042_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, しかしながら……大木に寄りかかり、木洩れ日の下で目を細めるパチュリーの手元には、 card_100_042_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 晴事はれごとには似つかわしくない、難しそうな本が握られていたのだった。 card_100_042_00_39 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,