// BOM card_100_055_00,2,66 START, SET_CARD_BG_IN,100055, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「砂糖はしょっぱい、塩は甘い。 card_100_055_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 上は下で、下は上。そう思うだろー？」 card_100_055_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_055_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 天邪鬼あまのじゃくである正邪にとって、この世の全てはあべこべだ。 card_100_055_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女の前ではあらゆるモノがあべこべに見えるし、そう諭されてしまう危険性がある。 card_100_055_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_055_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「弱いモノは強いし、強いモノは弱くないと。 card_100_055_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 物事はひっくり返らないと面白くないだろ」 card_100_055_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あぁ、もちろん自分で動くのはイヤだが。 card_100_055_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, いや、そうでもないかもな」 card_100_055_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 「どっちがどっちで、どっちが、自分か。 card_100_055_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分でもわからなくなってしまうなあ」 card_100_055_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まあそうだったとして……。 card_100_055_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 変わったら変わったで、 card_100_055_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, それもまた愉快じゃないか」 card_100_055_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_055_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, １秒ごとに心変わりしてしまう彼女と仲良く出来るのは、 card_100_055_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 同じくあまのじゃくなヤツか、余程お人好しなヤツのどちらかだろう。 card_100_055_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_055_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「どうだ？　面白いと思わないか？ card_100_055_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, どんな物事もひっくり返してみれば、 card_100_055_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, あいつもこいつも、くるくる回って踊り狂う。 card_100_055_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな姿を見て回るのは楽しいだろ？」 card_100_055_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 「今、この私を見ている奴が居るなら、 card_100_055_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, そいつの考えが聞いてみたいな」 card_100_055_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 「もちろん同意はしない。 card_100_055_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は絶対反対のことしか言わないからな。 card_100_055_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, つまり誰かの考えの反対が、私の考えだ。 card_100_055_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, いつだってそう、それは変わらない」 card_100_055_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_055_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_055_00_53 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女と共に、世の中を変えるだけ変えてみるのも、考えようによっては面白い、かもしれない。 card_100_055_00_54 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,