// BOM card_100_059_00,2,59 START, SET_CARD_BG_IN,100059, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「虫だからってバカにしないでよ！」 card_100_059_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_059_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 蛍の妖怪、リグル。 card_100_059_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪としてそこまで強力ではないが、夜の空は彼女のテリトリー。 card_100_059_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, きれいな水を求め、山から山を渡ることも朝飯前。 card_100_059_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_059_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, その途中で、他の妖怪に捕らえられてしまうこともあったり、なかったり。 card_100_059_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あ……言っておくけど、 card_100_059_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 私を捕まえたりしたら容赦しないからね？」 card_100_059_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 「何よ？　そう言うわりには card_100_059_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, しょっちゅう捕まってるじゃないかって？」 card_100_059_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あのねえ、あれは相手が悪いだけよ！ card_100_059_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, ただの人間相手なら card_100_059_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 私だって十分脅威になり得るんだから！」 card_100_059_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, などと意地を張ってみるリグルだが、幻想郷の住人からしてみれば神や仏はなんのその。 card_100_059_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, よって、彼女を恐れる者は人間でもあまり多くない気がする……。 card_100_059_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, もちろん、彼女相手にそんなことは言えないが。 card_100_059_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_059_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ちょ、ちょっと！ card_100_059_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, なんか私のこと、バカにした目で見てない！？」 card_100_059_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そりゃ確かにそんじょそこらにいる card_100_059_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪とか神に比べたら、 card_100_059_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖精なんてたかが知れてるかもしれないけどさ」 card_100_059_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 「夜の空を照らすことに関しては、 card_100_059_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 誰にも負ける気はしないんだから！ card_100_059_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, ほら、よく見てて！」 card_100_059_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_059_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_059_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, そう言って彼女は、夜空に美しい光を瞬かせるのだった。 card_100_059_00_47 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,