// BOM card_100_078_00,2,45 START, SET_CARD_BG_IN,100078, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 感情の数は無限大。 card_100_078_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, つまり、彼女の面の種類も無限大。 card_100_078_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_078_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は幻想郷一表情豊かな存在と言っても良い。 card_100_078_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, どうだ、すごいだろー」 card_100_078_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_078_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 天狗の面を被り嬉々とする面霊気は、またそっと別の面を被る。 card_100_078_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_078_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……まあ、ぶっちゃけると card_100_078_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 我々の面は六十六種類しかないのだけれど」 card_100_078_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、感情が多いという事は、精神がすぐに乱れやすいという事。 card_100_078_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷一感情豊かなこころは、幻想郷一取り扱いが難しい付喪神つくもがみなのだ。 card_100_078_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_078_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「失礼な。 card_100_078_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 最近は能楽のおかげで安定してきているわ」 card_100_078_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女の能楽は人々の間でもかなり評判だ。 card_100_078_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 無表情のまま踊る姿、時々勝手に入れられるアドリブ、そして何より派手な演出。 card_100_078_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女にしかできない、彼女だからこその能楽は、今現在、人の感情を大いに昂らせている。 card_100_078_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_078_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「人の心を躍らせるのは、 card_100_078_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 思っていたよりも悪くない」 card_100_078_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_078_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_078_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 人の心を表す面の付喪神つくもがみは、無機質な面の下でこっそり指で口角を上げるのだった。 card_100_078_00_33 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,