// BOM card_100_092_00,2,54 START, SET_CARD_BG_IN,100092, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「相変わらず地上では、 card_100_092_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 有象無象どもが意味のない生を浪費しているわね。 card_100_092_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 　天界とは大違いだわ。……でも、だからこそ、 card_100_092_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 暇を潰すにはうってつけだ」 card_100_092_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 比那名居天子は生まれついての天人などではない。 card_100_092_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 比那名居家の誰かが認められて天人になる権利を与えられた訳でもない。 card_100_092_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女たちはあくまでもついで。不良天人と呼ばれてしまうぐらい、天人の中では異端な存在だ。 card_100_092_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_092_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 「不良、天人くずれで大いに結構！ card_100_092_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 　私が私であるならば、 card_100_092_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 呼び名など些事に過ぎないわ！」 card_100_092_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、彼女は自分が異端であることを引け目には思わない。外的評価も気にしない。 card_100_092_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 差別、区別、侮蔑に罵倒、大いに結構。 card_100_092_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女は天界の誰よりも、己という存在に自信と誇りを持っている。 card_100_092_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_092_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さーって……と。今日は何をして card_100_092_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 退屈を凌いでやろうかしら。 card_100_092_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 　またこの剣で天変地異でも起こして、 card_100_092_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 巫女を引きずり出してみようかな。 card_100_092_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 　そう……地上で大流行しているという、 card_100_092_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, あの弾幕ごっこで！」 card_100_092_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 天子の言葉に二言はない。天子の選択に撤回はない。 card_100_092_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女がそうすると決めたとき、すでに未来は確定している。 card_100_092_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_092_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さあ、刮目なさい幻想郷！ card_100_092_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_092_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は今日も、愚かで矮小な有象無象を弄ぶわよ！」 card_100_092_00_42 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,