// BOM card_100_115_00,2,76 START, SET_CARD_BG_IN,100115, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 騒がしい十五夜。妖怪たちが蠢く満月の夜に、輝夜は珍しく苛立っている様子を見せる。 card_100_115_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まったく騒々しいわね。こんな日ぐらい card_100_115_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 静かに過ごしたいものなのだけれど」 card_100_115_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あぁ、すみません輝夜様。　 card_100_115_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 師匠は今出払っているので……　 card_100_115_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 帰ってきたらお願いしておきます」 card_100_115_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな輝夜を永琳の代わりに鈴仙がなだめようとしていた。 card_100_115_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし輝夜の腹の虫は治まりそうにない。 card_100_115_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 「別にいいわよ。 card_100_115_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 永琳の手を煩わせるほどじゃないわ。 card_100_115_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 私が適当にやっておくから」 card_100_115_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「輝夜様が本気を出すんですか？　それはその　 card_100_115_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, ……そこまでするほどじゃないと思いますけど」 card_100_115_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あまり五月蠅くされると、 card_100_115_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, ゆっくり眠っていられないでしょう？ card_100_115_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 私の眠りを妨げた罰よ」 card_100_115_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「うぅ……本気の輝夜様は　 card_100_115_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 加減を知りませんからねぇ……怖いですよぉ……」 card_100_115_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私が怖いって、どういう意味かしら？」 card_100_115_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 「いえいえっ！　 card_100_115_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, さすがは輝夜様だと言ったんですよ！　 card_100_115_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 私も久々に姫様の力が見たいです！」 card_100_115_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 「でしょう？　普段は永琳任せだから、 card_100_115_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 力が鈍ったりするといけないから。 card_100_115_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, たまにはこれぐらい……」 card_100_115_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, そう言って、輝夜は月に向かって手を伸ばす。 card_100_115_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, すると夜の暗闇が、輝夜の作り出した暗闇にどんどん塗りつぶされていく。 card_100_115_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, その力は留まることを知らず、幻想郷全体にまで及ぼうとしていた。 card_100_115_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_53 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_54 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ちょ、ちょっと輝夜様？　 card_100_115_00_55 SET_CARD_TEXT,1,1, いくらなんでもやり過ぎじゃありませんか……？」 card_100_115_00_56 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_57 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_58 SET_CARD_TEXT,1,1, 「やり過ぎなぐらいが丁度いいのよ。 card_100_115_00_59 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_115_00_60 SET_CARD_TEXT,1,1, それに、何かあったら永琳がなんとかするわ」 card_100_115_00_61 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_115_00_62 SET_CARD_TEXT,1,1, 「結局お師匠様任せじゃないですかー！　 card_100_115_00_63 SET_CARD_TEXT,1,1, どうするんですか、これ！」 card_100_115_00_64 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,