// BOM card_100_119_00,2,31 START, SET_CARD_BG_IN,100119, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 十五夜。 card_100_119_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 一年で最も美しいとされる、中秋の名月が夜天に昇る。 card_100_119_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 大のお祭り好きである幻想郷の住人達は思い思いに集まって、 card_100_119_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 団子と御馳走を肴に酒を飲み、語らい、歌に興じる。 card_100_119_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_119_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 「我々の出番とみた……」 card_100_119_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_119_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 「お囃子はやしに唄、これは踊らざるをえまい」 card_100_119_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_119_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「待ちなさい。ここは私がやらせてもらうわ」 card_100_119_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_119_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 騒ぎ楽しむ住人達を前に、こころが一人ブツブツと呟く。 card_100_119_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 六十六の面の集合体であるこころの脳内会議が行われている。 card_100_119_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, そしてつい、と目が薄く開き、無表情のままに纏まとう雰囲気が凛としたものへと変わった。 card_100_119_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 面とは、能楽に付随するものであり、面の付喪神であるこころもまた、能楽へ精通する舞芸者。 card_100_119_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 歌に合わせ、ゆっくりと舞いを始めるこころ。 card_100_119_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 滑らかな足さばき、手の振り、体躯の動作。どれをとっても熟練者のそれだ。 card_100_119_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_119_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「見せてあげましょう。本当の舞というものを」 card_100_119_00_19 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,