// BOM card_100_127_01,2,58 START, SET_CARD_BG_IN,100127, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 床を箒で掃いて磨いて、本を並べて手入れをして。 card_100_127_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 何百、何千、何万もの本が収められた図書館の掃除は、そう簡単には終わらない。 card_100_127_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「パチュリー様ぁ。申し訳ありませんが、　 card_100_127_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, ちょっとどいてもらえますか～？」 card_100_127_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私に命令するだなんて、 card_100_127_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, いつの間に偉くなったのかしらこの使い魔は」 card_100_127_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「もう、意地悪を言うのやめてくださいよ～！　 card_100_127_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 掃除ができないから　 card_100_127_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, どいてもらいたいだけなんですってば！」 card_100_127_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「分かっているわよ。ちょっとした冗談じゃない」 card_100_127_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「パチュリー様のは冗談なのか本気なのか　 card_100_127_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 分かりにくいんですよね……」 card_100_127_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 呆れる小悪魔を一瞥すると、パチュリーは魔法を詠唱。 card_100_127_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 次の瞬間、彼女の身体はまるで風に乗る綿毛のようにふわりと宙に浮かび上がった。 card_100_127_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ふぅ……小悪魔、これで満足かしら？」 card_100_127_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「わざわざ魔法じゃなくて　 card_100_127_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 歩いて動けばいいのでは……？」 card_100_127_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 「何度も言わせないでちょうだい。 card_100_127_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 　魔法という便利な道具があるのに card_100_127_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 　わざわざ原始的で不便な方法を card_100_127_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_127_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, とる意味なんてどこにもないわ」 card_100_127_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_127_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 「パチュリー様のそれは　 card_100_127_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, ただの面倒くさがりだと思うんですけど……。　 card_100_127_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 動かない大図書館の名は　 card_100_127_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 伊達じゃありませんね。はぁ」 card_100_127_01_46 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,