// BOM card_100_141_00,2,64 START, SET_CARD_BG_IN,100141, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 貧乏神と疫病神。最凶最悪の双子。依神紫苑と依神女苑。 card_100_141_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 富を司る二人の少女は、己が私欲のためだけに、ついにその重い腰を上げた。 card_100_141_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_141_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「幻想郷に存在する富がいったい誰の者なのか、　 card_100_141_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, ここいらで証明してあげないといけないわ」 card_100_141_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そして私はそのおこぼれにあずかる、と…… card_100_141_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, でも、本当に私がいて大丈夫？ card_100_141_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 　不幸な私がいるだけで、どんな計画も card_100_141_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 大事なところで失敗してしまいそうなものだけど」 card_100_141_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_141_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 泣く子も貧する貧乏神。『自分を含めて不運にする程度の能力』、それが紫苑の持つ力の名だ。 card_100_141_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷中からありとあらゆる金品を巻き上げる。 card_100_141_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな大それた計画を前に、紫苑が怖気づいてしまうのも無理はないだろう。 card_100_141_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、女苑は彼女の弱音を一蹴する。 card_100_141_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_141_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ダメな姉さんがいるからこその計画なの。　 card_100_141_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 私たちが成功するんじゃない。　 card_100_141_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 姉さんのろくでもない能力によって、　 card_100_141_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 相手が勝手に破滅する……それが私たちの計画よ」 card_100_141_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さっすが女苑！　金品を巻き上げることに card_100_141_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 関しては右に出る者なんていないわね。 card_100_141_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 　私も姉として鼻が高いわ。 card_100_141_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 　……だから、おこぼれはちょっと card_100_141_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, おまけしてくれたら嬉しいなって」 card_100_141_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ビタ一文たりともまけないわ。だって、　 card_100_141_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 姉さんったらすぐに一文無しになるんだもの」 card_100_141_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_141_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 女苑はその奇抜な扇子をバサリと広げ、あくどい笑みを浮かべる。 card_100_141_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_141_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 「じゃあ、さっさと踏み出しましょうか。　 card_100_141_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 私たち依神姉妹が　 card_100_141_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷一のお金持ちになるための第一歩を！」 card_100_141_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_141_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_141_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, 「おー」 card_100_141_00_52 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,