// BOM
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START,
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SET_BGM,7,
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「イッツ! ルナティックターイム!」
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地獄の妖精であるクラウンピースは、
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地獄産とは思えないカラフルな衣装を纏い、松明を掲げて宣言する。
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「さぁ妖精のみんな! いくよ!」
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とある無名の存在により、生命力の塊として純化した妖精たちと、それを率いるクラウンピース。
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ただでさえ地獄の上位者に数えられているのに、
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純化したおかげで、その能力は更に強力なモノへと変化していた。
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ほかの妖精たちと、月の表面ではしゃぎまわる姿はとても愛らしいのだが、
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規格外にして圧倒的な力の奔流はとどまることを知らない。
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「あたいらは生命の象徴!
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月のヤツらには止められないのさ!きゃははは!」
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松明を振り、周囲に弾幕が次々と生み出される。
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「さぁさぁさぁ!
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もっともーっとスピードを上げていこうよ!」
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連弾に次ぐ連弾、息吐く間もない弾幕は逃げる道すら埋め尽くし、
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トドメといわんばかりの獄符が、さらに爆発的な弾幕を降り注がせる。
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「あたい、この戦いが終わったら
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……終わったら……あれ? 何するんだっけ?」
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しかしながら遊びを終えたあとに何があるのか、などはまったく考えない妖精らしさもあるのだった。
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