// BOM card_100_148_01,2,62 START, SET_CARD_BG_IN,100148, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「魔理沙っ、人間の里がぼわ～って光ってるよ。 card_100_148_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, あれな～に？」 card_100_148_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 眼下に広がるのは、おぼろげな光に照らされ、どこか幽世かくりよめいた人間の里。 card_100_148_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ジャック・オー・ランタンって言ってな。　 card_100_148_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, かぼちゃをくりぬいて、　 card_100_148_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 中に蝋燭を入れるんだとさ」 card_100_148_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あははっ、変なの！ card_100_148_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, でも、地面にも星があるみたいできれいだね！」 card_100_148_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 普段は月明かりが頼りの幻想郷の夜も、少女の目には煌びやかな宝石箱のように映る。 card_100_148_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「トリック・オア・トリ～～～ト！ card_100_148_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, おかしをくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ～♪」 card_100_148_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 里の住民は見ない顔に首をかしげながらも、無邪気な少女に警戒心は抱かない。 card_100_148_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「魔理沙、こんなにいっぱいもらっちゃったよ！」 card_100_148_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 里の人間の誰一人として気付かない。 card_100_148_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 目の前のあどけない少女が、この里など容易たやすく壊滅させることができる力を持つことなど。 card_100_148_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 無邪気な怪物が、善良な人間からお菓子をもらうという奇妙な光景…… card_100_148_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, それもまた、幻想郷の在り方か。 card_100_148_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ハロウィンって楽しいね！ card_100_148_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, よ～し、次は霊夢のとこに行こうよ！」 card_100_148_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 「神社の巫女がハロウィンか……くくっ、　 card_100_148_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, フランを連れていったら、どんな顔するかな」 card_100_148_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, とっておきのいたずらトリックを思いついたとばかりに、魔理沙がニシシと笑う。 card_100_148_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あははっ！ card_100_148_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 毎日がハロウィンだったらいいのにね！」 card_100_148_01_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_148_01_48 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_148_01_49 SET_CARD_TEXT,1,1, 夜にしか生きられない吸血鬼の少女は、夜空に輝く太陽のように笑うのだった。 card_100_148_01_50 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,