// BOM card_100_155_00,2,63 START, SET_CARD_BG_IN,100155, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は損をするのが嫌。だから、 card_100_155_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分のためなら姉さんたちだって利用するよ」 card_100_155_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_155_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, キーボード及びパーカッション担当のリリカ・プリズムリバーは、 card_100_155_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, ニッコリと、笑顔と共に言い放つ。 card_100_155_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「一人演奏なんてもうやらないやらない、 card_100_155_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 　そもそも私は、ルナサ姉さんみたいに card_100_155_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 一人で弾くのが好き、ってわけじゃないし。 card_100_155_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 　だって手間がかかる割に、 card_100_155_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, お客さん全然来てくれないじゃない」 card_100_155_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_155_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 三姉妹の末っ子は計算高い。 card_100_155_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 相手の態度や行動を三手先まで計算し、どんな状態からでも自分に有利に場を進めていく。 card_100_155_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, そんなリリカだからこそ、楽団にとって彼女はなくてはならない存在となっている。 card_100_155_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私の音色は姉さんたちの躁鬱に溢れた音色を card_100_155_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 耳あたりの良いものに変えるの。 card_100_155_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 　つまりね？　私が楽団にいなかったら、 card_100_155_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, ライブ会場は躁鬱入り乱れの card_100_155_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 地獄絵図になってしまう」 card_100_155_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_155_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女の持つ【幻想の音を演奏する程度の能力】は、外の世界で無くなった音を操るというもの。 card_100_155_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 姉たちのように、聴いている者の精神に作用するわけではない、普通の音。 card_100_155_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, しかしそんな姉たち二人の音色と合わさることで、躁鬱の効果を抑制し、 card_100_155_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 人が普通に聞けるものへと変容させることができるのだ。 card_100_155_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私の演奏自体に不思議な力があるわけじゃない、 card_100_155_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 精神に強く響くわけじゃない。 card_100_155_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 　でも、普通に演奏しているだけで card_100_155_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 楽団のためになるんだから、 card_100_155_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 　それはとても素晴らしい演奏だと card_100_155_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_155_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, ……自分でも、そう思うわ」 card_100_155_00_51 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,