「私たちの幻想郷が、 
大変なことになっちまってるんだぞ!」  
その弾が綺羅びやかなことを、少女は知っていた。   「なら話は早い。
さっさと解決しに行こうぜ」  
その幕が既に上がったことを、少女は知っていた。
「よくないものは、
浄化しないとな」  
その神はもはやいないことを、少女は知っていた。   「始めるぜ、
ダンマクカグラ!」  
その樂の音が鳴り止まぬことを、少女は知っていた。