// BOM card_100_157_01,2,71 START, SET_CARD_BG_IN,100157, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「なんだ、文さんですか。 card_100_157_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1,  一体こんな所で何をしているんですか? card_100_157_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, いつでもどこでも油を売って、いい御身分ですね」 card_100_157_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 「うわ……。今日も辛辣ですねえ。  card_100_157_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 何もそこまで言わなくたって  card_100_157_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, いいじゃないですか。別に迷惑かけてないです」 card_100_157_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 顔を合わせるなり、わかりやすくしかめ面をする椛。ニヤつく文。 card_100_157_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 別にどちらかが何かをしたというわけでは無いのだが、どうもお互いに相性が悪い。 card_100_157_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 元々白狼天狗は鴉天狗を下に見ているところがあるが、 card_100_157_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 文と椛に限ってはそういう種族間の問題では無く、単にペースが合わないようだ。 card_100_157_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「仕事中でもいいじゃないですか。  card_100_157_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, ちょっと私の話し相手になってくださいよ」 card_100_157_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 「勘弁してください。 card_100_157_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1,  この前だって、文さんのせいで card_100_157_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 上司からサボるなと説教されたんですから。 card_100_157_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1,  白狼天狗は侵入者を見つけるのが仕事、 card_100_157_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, なのにお前はすぐに射命丸に付き合って……とか」 card_100_157_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ははあ、それはまた大変でしたねー。  card_100_157_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 仕事はちゃんとこなさないとダメですよ?」 card_100_157_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 「アナタのせいでしょう! card_100_157_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1,  はぁ。私は真面目に働いているのに。 card_100_157_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 文さんのせいでグチグチと言われて……」 card_100_157_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, あーおもしろい。他の白狼天狗はあくまで鴉天狗うえのものへの対応しか返してこないが、 card_100_157_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, この犬走椛だけは、きちんとコミュニケーションが出来るつっかかってくる。 card_100_157_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私の話、ちゃんと聞いてます?」 card_100_157_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_46 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 「はいはい、聞いてますよ。  card_100_157_01_48 SET_CARD_TEXT,1,1, それで、なんの話でしたっけ?」 card_100_157_01_49 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_50 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_51 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あなたは天狗としての……いや、もういいです。 card_100_157_01_52 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_53 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は仕事に戻るので邪魔しないでくださいね」 card_100_157_01_54 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_157_01_55 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_157_01_56 SET_CARD_TEXT,1,1, 仕事に戻っていく椛の背中を見て、明日もからかってやろうと誓う文。 card_100_157_01_57 SET_CARD_TEXT,1,1, 椛にとっては迷惑なことこの上ないが、どうやら文にとっては日々の娯楽の一つだ。 card_100_157_01_58 SET_CARD_TEXT,1,1, 呆れた顔をする椛の背後で、ニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべるのだった。 card_100_157_01_59 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,