// BOM
card_100_161_00,2,54
START,
SET_CARD_BG_IN,100161,
SET_BGM,7,
MAIN_UI_OFF,1,
FADE_IN,500,0,
WAIT_SEC,1000,
SET_CARD_TEXT,1,1,
「守矢神社は今日も静か。
card_100_161_00_1
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_2
SET_CARD_TEXT,1,1,
河童たちも研究に明け暮れている。
card_100_161_00_3
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_4
SET_CARD_TEXT,1,1,
一先ず問題はなさそうですね」
card_100_161_00_5
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_6
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_7
SET_CARD_TEXT,1,1,
山の全域に目を凝らし、耳をぴくぴく動かすのは、白狼天狗の犬走椛。
card_100_161_00_8
SET_CARD_TEXT,1,1,
『千里先まで見通す程度の能力』で日々山の見廻りを行っている哨戒天狗でもある。
card_100_161_00_9
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_10
SET_CARD_TEXT,1,1,
「しかし、平和すぎるのも考え物ですね。
card_100_161_00_11
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_12
SET_CARD_TEXT,1,1,
毎日同じことの繰り返しになってしまう。
card_100_161_00_13
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_14
SET_CARD_TEXT,1,1,
どうせ何も起きないのなら、河童のところで
card_100_161_00_15
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_16
SET_CARD_TEXT,1,1,
大将棋の続きをしたいと考えてしまいますが……」
card_100_161_00_17
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_18
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_19
SET_CARD_TEXT,1,1,
彼女の能力の性質上、どこにいても見廻りは可能である。千里先まで見通すその眼で
card_100_161_00_20
SET_CARD_TEXT,1,1,
妖怪の山を見張っている限り、それこそ鼠一匹の侵入すら見逃すことはないだろう。
card_100_161_00_21
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_22
SET_CARD_TEXT,1,1,
「……一か所にじっとしておくと、
card_100_161_00_23
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_24
SET_CARD_TEXT,1,1,
面倒な奴が絡んできそうだし。かといって
card_100_161_00_25
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_26
SET_CARD_TEXT,1,1,
わざわざ場所を移動するというのは、自分から
card_100_161_00_27
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_28
SET_CARD_TEXT,1,1,
逃げているように見えてそれも好ましくない」
card_100_161_00_29
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_30
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_31
SET_CARD_TEXT,1,1,
奴、というのは真実を自分の好き勝手な都合で歪めて記事にしてしまう鴉天狗の少女のことか。
card_100_161_00_32
SET_CARD_TEXT,1,1,
椛と彼女はあまりそりが合わないというのは妖怪の山では有名な話であり、
card_100_161_00_33
SET_CARD_TEXT,1,1,
事実、彼女もそれを自覚している。だから顔を合わせたくない、と心の底から思うわけだ。
card_100_161_00_34
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_35
SET_CARD_TEXT,1,1,
「仕事をしましょう、ちゃんと足も使って。
card_100_161_00_36
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_37
SET_CARD_TEXT,1,1,
楽しいことはその後でもいいですからね、
card_100_161_00_38
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_39
SET_CARD_TEXT,1,1,
時間はたっぷりあるんですから」
card_100_161_00_40
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_161_00_41
SET_CARD_TEXT,1,1,
何だかんだで仕事を真面目にこなす。それが彼女たち、哨戒天狗なのであった。
card_100_161_00_42
WAIT_TOUCH,
SKIP_POS,
FADE_OUT,500,
STOP_BGM,
WAIT_SEC,2000,
END,