// BOM card_100_164_00,2,68 START, SET_CARD_BG_IN,100164, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 神子が作り上げた神霊廟は、幻想郷のあらゆる場所に入り口を繋げることが出来る。 card_100_164_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 山の紅葉風景いろどりを楽しもうと、神子は神霊廟の上空に妖怪の山を繋げてみることにした。 card_100_164_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「神霊廟ごと妖怪の山に繋げてしまうなんて……  card_100_164_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 直接歩いていけばいいではないですか」 card_100_164_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まあそう言うな屠自古。 card_100_164_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, この道場もたまには彩りが必要とは思わないか?」 card_100_164_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 呆れる屠自古を尻目に、神子は綺麗に赤く染まった妖怪の山を見る。 card_100_164_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷でしか見ることが出来ないであろう雄大な紅のパノラマであった。 card_100_164_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, これほど素晴らしいものを見せられれば、さすがの屠自古も言葉を失うしかない。 card_100_164_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「この道場は自然の風致にやや乏しいからな。 card_100_164_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1,  たまには、こういうのもいい」 card_100_164_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, やがて風が吹き、外から道場に紅葉の葉が舞い込んでくる。 card_100_164_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 神子はそれをつまみ上げまじまじと眺める。 card_100_164_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 「美しいですね太子様。  card_100_164_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 思わず溜息が零れてしまいそうです」 card_100_164_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうだな。この景観が見れるなら、 card_100_164_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷に復活した意味もあったというものだ」 card_100_164_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「戯れ事を、太子様」 card_100_164_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 二人はしばらく、神霊廟の空に浮かぶ秋の絵画を眺めていた。 card_100_164_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 「木の葉が集まってあの景色を成している…… card_100_164_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 道場にも一本、楓を植えてみるのはどうだろう?」 card_100_164_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 「構いませんが、  card_100_164_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 掃除は誰がするのですか?  card_100_164_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, まさかとは思いますが私……?」 card_100_164_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さ、早く植えてしまおう。 card_100_164_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 私はさっそく準備を始めるとする」 card_100_164_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 「外に出るのは嫌がったのに、思い立ったら  card_100_164_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, すぐに動かれるのですね、まったく」 card_100_164_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_164_00_53 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_164_00_54 SET_CARD_TEXT,1,1, 意気揚々と道場に紅葉の木を植えようとする神子。屠自古は渋々それを手伝う羽目になるのだった。 card_100_164_00_55 SET_CARD_TEXT,1,1, まあ、こんな秋の一日があってもいいかもしれない。 card_100_164_00_56 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,