// BOM card_100_170_00,2,54 START, SET_CARD_BG_IN,100170,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「まったくもう……どうして私がわざわざ card_100_170_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, こんなことをしなくちゃいけないのかしら……」 card_100_170_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_170_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「たまには本職の巫女らしく、  card_100_170_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 人々のためにしっかり働きなさいな」 card_100_170_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_170_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, ぼやく霊夢の肩を掴み、華扇は準備を進めていく。 card_100_170_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 天穂日命あめのほひのみことに向けて、豊穣感謝の祈願をして欲しいと里の人々にお願いされたのだ。 card_100_170_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 霊夢としては神社に寄付して貰えるのだから断る理由はないのだが、 card_100_170_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 何故わざわざ自分が踊らなくてはいけないのかだけが疑問であった。 card_100_170_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 豊穣感謝をしたいのならば、直接出向いて神様に感謝するか、山の神社に頼めばいいのに……。 card_100_170_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_170_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 「こういうのは私じゃなくて、 card_100_170_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 他の連中に頼めばいいと思わない?」 card_100_170_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_170_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そんなことばかり言っているから、  card_100_170_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪神社などと噂されてしまうのでしょう?」 card_100_170_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 里の人々から捧げられた供え物の前で霊夢は、渋々神降ろしの儀の準備を進めていく。 card_100_170_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 華扇は霊夢がサボらないようにしっかりと見張るつもりのようだ。 card_100_170_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, とはいえ、霊夢も立派な巫女。やるときはきっちりやる。 card_100_170_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_170_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ちょっと、 card_100_170_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, そんなに見張らなくてもちゃんとやるわよ。 card_100_170_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1,  貰うもの貰ってるんだから。その分はやるわ」 card_100_170_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 「その精神が良くないと言っているのです。  card_100_170_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 寄付があろうとなかろうと、  card_100_170_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 人々の願いを聞き届けるのが巫女の本懐でしょう」 card_100_170_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_170_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_170_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 華扇の気持ちを知ってか知らずか、霊夢は素知らぬ顔で神降ろしを始める。 card_100_170_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女にとって、神降ろしをして祈願をするなどあくびが出るほど簡単でつまらない仕事だ。 card_100_170_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし彼女は自分の役目をわかっているし、それを必ず全うする。 card_100_170_00_42 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,