// BOM card_100_182_00,2,52 START, SET_CARD_BG_IN,100182,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 月、地球、異界それぞれの地獄を司り、それぞれの世界に身体がひとつずつ同時に存在している女神。 card_100_182_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 他のどの存在よりも異質で、強力で、凶悪。本気を出した彼女には誰も逆らえない。 card_100_182_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, それでいて、どこか無邪気に見える存在。それこそが地獄の女神、 card_100_182_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, ヘカーティア・ラピスラズリである。 card_100_182_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_182_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ふうん……ピースは今日も幻想郷を card_100_182_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 堪能しているようで何より、笑顔が眩しいわ~。 card_100_182_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, あんなに楽しそうなら、わざわざ地上に card_100_182_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 住まわせた甲斐があったというもの」 card_100_182_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 住みにくい地獄よりも地上の方が幸せになれるからという理由で、ヘカーティアはクラウンピースに card_100_182_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷で暮らすように命令を下していた。 ……というのは、ほんの建前。 card_100_182_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 真の理由は、クラウンピースに幻想郷の自然や生命について学んでもらい、 card_100_182_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 私利私欲と弱肉強食に満ちた地獄に、苦痛溢れる新たな地獄を創り出すことである。 card_100_182_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_182_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「とはいえ、面倒な秘神に目をつけられちゃって card_100_182_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, あんまり大仰には動けないのだけれど。 card_100_182_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, ううーん、こうなったら私もピースみたいに card_100_182_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 地上をエンジョイしちゃおうかしら?」 card_100_182_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, ヘカーティアは頭上にある三つの球をくるくると動かした。繋がった鎖がジャラジャラと音を立てる。 card_100_182_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_182_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうだ。魔理沙に会いに行きましょう。 card_100_182_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 地上の女神になると彼女に宣言したのだし。 card_100_182_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 今後ともどうぞよろしくお願いしますと挨拶する card_100_182_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, ついでにちょっとからかっちゃうわよん♪」 card_100_182_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_182_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_182_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 割とその場の勢いのまま行動するところは、配下のクラウンピースに少し似ているのかもしれない。 card_100_182_00_40 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,