// BOM card_100_184_00,2,58 START, SET_CARD_BG_IN,100184,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「さて、と……これから忙しくなるわね。気合いを card_100_184_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 入れなくては。紅魔館の威信に関わるもの」 card_100_184_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_184_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, ここ紅魔館では親交のある人々を集めた、クリスマスパーティーを開催することになっていた。 card_100_184_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 当然屋敷は大忙し。掃除はもちろん、衣装や出し物の準備、飾り付けなどやる事は山積だ。 card_100_184_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, メイド長である咲夜はもちろん誰よりも働き、気付けば辺りは真っ暗。完全な夜だった。 card_100_184_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_184_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「紅魔館のメイドとして、お客様には card_100_184_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 最高の一口を味わっていただかないと」 card_100_184_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 咲夜は疲れた体を休ませることなく、明日振る舞う料理の仕込みに手を付ける。 card_100_184_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, そして料理を手際よく終わらせると、最後にチョコレートケーキの作成に入り始めた。 card_100_184_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_184_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「お嬢様たちの要望はチョコレートケーキね。 card_100_184_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 妹様はともかく、お嬢様は味にも見た目にも card_100_184_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, とてもお厳しい。ちょっとやそっとじゃ card_100_184_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 小言を言われてしまうでしょうね card_100_184_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, ……さて、どうしたものかしら?」 card_100_184_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 独り言を呟きつつも、決して手を休めることなく、主レミリアのことを考える咲夜。 card_100_184_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, どのような物なら喜ぶだろうかと、完成図を頭の中で思い浮かべ少しずつ修正していく。 card_100_184_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_184_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうねえ……ここをこうして……。 card_100_184_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 仕上げにはあれを使いましょうか。 card_100_184_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, これならまあ、合格かしら」 card_100_184_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, そう呟いた彼女はチョコレートレーキを見事に仕上げ、焼き上げる。 card_100_184_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, このままでも相当素晴らしい出来映えであったが、レミリアを満足させるには至らないと考えたのか、 card_100_184_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 溶かしたチョコを手に取り、複雑なアートを作り上げていく。 card_100_184_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 時と空間を操れる人間さくやでなければ作れない芸術が、瞬く間に出来上がった。 card_100_184_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_184_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 「いい仕上がりね。これならお嬢様も card_100_184_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_184_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 満足してくれることでしょう。……ふふ」 card_100_184_00_46 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,