// BOM card_100_186_00,2,82 START, SET_CARD_BG_IN,100186,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「よいしょ、よいしょ……。 card_100_186_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, ふふふ、似てる似てる。 card_100_186_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, ふふふ、私って雪だるまの天才かもしれないわ」 card_100_186_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, フランドールは寒さで鼻と頬を真っ赤にさせながら、 card_100_186_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 完成した美鈴の雪だるまの前で腕を組んだ。 card_100_186_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 紅魔館の門壁にはディフォルメされたレミリア、咲夜、美鈴の雪だるまが並んでいる。 card_100_186_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ふーっ、あとは誰かしら。 card_100_186_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, みんな作ってあげないと。 card_100_186_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 仲間外れはさみしいから。うーん……」 card_100_186_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, パチュリー、小悪魔、メイド妖精たちも作ってあげてもいいかもしれない……フランは唸った。 card_100_186_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あと誰か忘れてるような気がするのよね…… card_100_186_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 誰だっけ……。ま、作ってれば思い出すでしょ」 card_100_186_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 紅魔館全員分が完成するまでは休まない。掲げた目標と熱心さが作用し、雪だるまはすぐに完成した。 card_100_186_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あら、雪だるまを作ったのね。 card_100_186_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, へぇ～、結構上手いじゃない」 card_100_186_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……お姉様っ！」 card_100_186_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, レミリアがどこからか現れ、感心したようにフランが作った雪だるまたちを眺め始める。 card_100_186_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 「うーん、どれも素晴らしい出来だけど、致命的に card_100_186_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 足りないものがあるわよ、直す必要があるわ」 card_100_186_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, レミリアの言葉にフランはがっかりした。 card_100_186_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 「フラン、手伝ってくれる？　もう一体 card_100_186_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, どうしても私の雪だるまの隣に作りたいのよ」 card_100_186_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 「作りたいならお姉様だけで作れば良いじゃない」 card_100_186_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あなたの方が作るの上手いじゃない？」 card_100_186_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, レミリアがせっせと雪を集め始めたので、フランドールも渋々ながら手伝うことにした。 card_100_186_00_53 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_54 SET_CARD_TEXT,1,1, 「でもお姉様、誰を作るの？ card_100_186_00_55 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_56 SET_CARD_TEXT,1,1, もう紅魔館のみんなの雪だるまは全部作ったのに」 card_100_186_00_57 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_58 SET_CARD_TEXT,1,1, 「何言ってるのよフラン。 card_100_186_00_59 SET_CARD_TEXT,1,1, あなたの雪だるまが、ないでしょ？」 card_100_186_00_60 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_61 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_62 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……あっ」 card_100_186_00_63 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_64 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_65 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私の妹なんだから、私の側にないのは困るわ。 card_100_186_00_66 SET_CARD_TEXT,1,1, 紅魔館には、スカーレット姉妹がいるのよ」 card_100_186_00_67 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_186_00_68 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_186_00_69 SET_CARD_TEXT,1,1, 当たり前のように言ったレミリアから、フランドールは恥ずかしくなってそっと目を逸らすのだった。 card_100_186_00_70 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,