// BOM card_100_196_00,2,56 START, SET_CARD_BG_IN,100196,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「さあて、今回の異変は果たして成功するのか card_100_196_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 失敗するのか……目にもの見せてもらおうか」 card_100_196_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_196_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 万物の背中に潜む秘神にして、 card_100_196_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 後戸うしろどの神やフィクサーなどの大仰な二つ名を自称する摩多羅隠岐奈。 card_100_196_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女は己が遣つかわせた二童子を扉越しに眺めながら、その美しい顔に妖しい笑みを張り付ける。 card_100_196_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「舞に里乃。我が手足にして雑用の card_100_196_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 後継者が見つかればいいのだが。 card_100_196_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 二人も早く人間に戻りたいだろう……最近は今の card_100_196_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 状況を楽しんでいるようにも見えなくはないが」 card_100_196_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_196_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女にとって舞と里乃はただの傀儡に過ぎないが、二人のことを口にする際、 card_100_196_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 表情が少しだけ和らいでいるのを見る限り、意外と好ましく思っているのかもしれない。 card_100_196_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まぁ、後継者など、見つからなければ card_100_196_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, そのまま二人にやらせておけばいい。 card_100_196_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 私の真の目的は、 card_100_196_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 私という存在を異変に乗じて目立たせ、 card_100_196_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 皆の記憶に私を刻みつけることなのだから」 card_100_196_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_196_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女の本当の正体は誰も知らない。 card_100_196_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 何故なら、その正体を見ては、聞いては、語ってはいけない究極の秘神だからだ。 card_100_196_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、別に彼女は隠れているわけではない。 card_100_196_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 時としてはこうして大々的に姿を現し、その大いなる存在を人々に誇示するのである。 card_100_196_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ああ、目的は他にもあったか。管理者のくせして card_100_196_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 最近たるんでいる紫に喝を入れてやらないと。 card_100_196_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, あいつは嫌がるかもしれないが、私の異変で少しは card_100_196_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_196_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 責任感というものを思い出して欲しいものだ」 card_100_196_00_44 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,