// BOM card_100_199_00,2,65 START, SET_CARD_BG_IN,100199,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「だー！　また負けー！？　何で勝てないのよ！？ card_100_199_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 魔理沙、あんたズルしてない！？」 card_100_199_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「おいおい、言いがかりはやめてくれ…… card_100_199_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, それにしてもお前、わざと避けているだろう？」 card_100_199_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 雪が残る博麗神社の境内で、正月らしく羽つきをして楽しむ霊夢と魔理沙。 card_100_199_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 霊夢の顔には既にバツが描かれており、魔理沙はそれを見て余裕ともとれる笑みを浮かべる。 card_100_199_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ったく……それで何度目の空振りだ?　数多あまたの card_100_199_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪から恐れられる博麗の巫女がなんて情けない。 card_100_199_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 意図的に外してるようにしか見えないぞ」 card_100_199_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あー？　しょうがないでしょ！　自分の方に card_100_199_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, くるものはつい避けちゃうのよ、クセで！！」 card_100_199_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 悔しそうな表情で地面に落ちていた羽つきの黒い玉をつまみ上げながら、霊夢は魔理沙を睨みつける。 card_100_199_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 「おうおう怖い怖い。そんな顔で睨まれても card_100_199_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 羽は勝手に跳ね返ってはくれないぜ？」 card_100_199_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 「わ、わかってるわ！ card_100_199_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, もう一回勝負よ、魔理沙！！」 card_100_199_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「臨むところだ！　……と言いたいところだが、 card_100_199_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, それよりもまずはやることがあるだろう？」 card_100_199_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, ニヤリと笑う魔理沙に、霊夢は言葉を詰まらせる。 card_100_199_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 羽つきの勝者である魔理沙は、哀れな敗者の顔にラクガキをできる特権を行使すべく相手を手招く。 card_100_199_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 霊夢は大きな溜め息を吐き、悔しそうに渋々と筆を持つ魔理沙の前に立った。 card_100_199_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 「次はこっちの頬に書いてやろう。 card_100_199_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, くくく。このままだと顔が card_100_199_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 墨だらけになるんじゃあないか～？」 card_100_199_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 「調子に乗るのもそこまでよ。次こそ絶対に card_100_199_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, アンタの顔を墨で汚してあげるんだから……！」 card_100_199_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_199_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_199_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, ご機嫌な様子で霊夢の顔にバツを描く魔理沙を見つめる霊夢の瞳には、復讐の炎が燃えていた――。 card_100_199_00_53 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,