// BOM card_100_212_00,2,46 START, SET_CARD_BG_IN,100212,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「さーって、今日はどんな悪戯をしてやろうか」 card_100_212_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_212_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 命蓮寺にこっそり忍び込みながら、正体不明の妖怪・封獣ぬえは悪だくみをする。 card_100_212_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女は暇になると命蓮寺に顔を出すが、修行僧になりたいというほど敬虔なつもりは微塵もない。 card_100_212_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, それでもこの寺に執着する理由は、ぬえが心焦がす相手が、此処にいるからだ。 card_100_212_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_212_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「大仏に落書きでもしたら聖のやつ、 card_100_212_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, どんな風に驚いてくれるかな? card_100_212_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, それとも聖の大事な数珠をバラバラに引き裂いて card_100_212_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, やろうか。うーん、それはやりすぎかなぁ?」 card_100_212_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, いろんな悪戯を思いついては、ああでもないこうでもないと考えを巡らせる。 card_100_212_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、考えることに夢中になりすぎて、彼女の目論見は命蓮寺の主にあっさり見つかってしまう。 card_100_212_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_212_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「う、うぅ……ごめんなさい……もうしません…… card_100_212_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, くそっ、なんで私がこんな目に……!」 card_100_212_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_212_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, ぬえは聖白蓮監視のもと、強制的に座禅を組まされてしまっていた。 card_100_212_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 歪んだ顔には、一筋の涙が。 card_100_212_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あ、足が……くそぅ、聖めぇ……次こそは絶対に card_100_212_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 悪戯を成功させてやるからなぁ……!」 card_100_212_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_212_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_212_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 長々と説教を垂れられ、さらには苦手な座禅まで強制されているというのに反省の色なし。 card_100_212_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, それどころか悪戯を諦めない姿勢すら見せる始末。 card_100_212_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, これには、彼女をやや後方から眺めていた村紗水蜜も八の字眉毛で苦笑するしかなかった。 card_100_212_00_34 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,