// BOM card_100_219_01,2,72 START, SET_CARD_BG_IN,100219,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「いっそのこと、 card_100_219_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 誰か異変でも起こしてくれないかねえ。 card_100_219_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, そうすれば暇じゃなくなるのにな」 card_100_219_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 「博麗神社の巫女としては card_100_219_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, その意見に賛同するわけにはいかないわね」 card_100_219_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうか。……ちなみに、 card_100_219_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, ただの博麗霊夢としてはどうなんだ？ card_100_219_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, この終わりなき退屈から解放されるとしたら、 card_100_219_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 多少の異変ぐらい目を瞑れるんじゃないか？」 card_100_219_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……馬鹿言わないで。私が巫女だろうが card_100_219_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, そうじゃなかろうが、異変なんて許可しないわよ」 card_100_219_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あはは。ちょっと迷ったな。この私の目は card_100_219_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, ごまかせな……痛ぁ！　あ、足を踏むな！」 card_100_219_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あんたがしつこく意味不明なことを言うからよ。 card_100_219_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, ちょっとは反省なさいな」 card_100_219_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 取り付く島のない霊夢の態度に、ちぇっ、と魔理沙は口をとがらせる。 card_100_219_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 暇に屈しそうな霊夢でも、流石に巫女としての役目を捨てるつもりはないらしい。 card_100_219_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 晴れ渡った空を見上げ、「あ～」と情けない声を漏らす魔理沙。 card_100_219_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな何気ない行動で頭が刺激されたのか、魔理沙は突然その場に立ち上がると……。 card_100_219_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうだ。人里に行って card_100_219_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 参拝客を捕まえてくるってのはどうだ？ card_100_219_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 人が無理なら、人里に隠れ潜んでる card_100_219_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪でも連れてきて、賽銭でも献上させようぜ」 card_100_219_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ちょっと、いくら暇だからって card_100_219_01_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 流石にそれは横暴なんじゃないの？」 card_100_219_01_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_48 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_49 SET_CARD_TEXT,1,1, 「上手くいけば博麗神社のお財布事情も card_100_219_01_50 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_51 SET_CARD_TEXT,1,1, 少しは解決されるかもしれないぜ？」 card_100_219_01_52 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_53 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……確かに。ここ最近、まともな食事を card_100_219_01_54 SET_CARD_TEXT,1,1, していないし、妖怪退治が私の仕事だし、 card_100_219_01_55 SET_CARD_TEXT,1,1, その過程で妖怪から何かを巻き上げたって card_100_219_01_56 SET_CARD_TEXT,1,1, 問題ない、か……？　没収、というていなら……」 card_100_219_01_57 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_219_01_58 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_219_01_59 SET_CARD_TEXT,1,1, 数刻後、こてんぱんにやられた妖怪たちがお賽銭箱にお金を入れる姿が目撃されるのだった。 card_100_219_01_60 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,