// BOM card_100_226_01,2,61 START, SET_CARD_BG_IN,100226, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「パチェ、あなたの魔法とっても役に立ったわ。 card_100_226_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 楽しいパーティーだったわよ。ありがとう」 card_100_226_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そう……。でも勝手に魔法を使うのは card_100_226_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 止めてもらえる? 今回だって一歩間違えば……」 card_100_226_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, バレンタインの騒動が終わった後、ようやく体調が回復したパチュリーを見舞うレミリア。 card_100_226_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、どうにもパチュリーはご不満な様子だ。ひと悶着あったことに対し、苦言を呈している。 card_100_226_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 「やれやれ、パチェも素直じゃないわね。本当は card_100_226_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, あなたもチョコが食べたかったんでしょう?」 card_100_226_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 「なっ……!? そそっ、そんなこと無いわよ。 card_100_226_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, バレンタインなんて別に……騒ぐのは嫌いだし」 card_100_226_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, ニヤリと笑うレミリアから顔をそらし、頬を赤らめるパチュリー。どうやら図星のようだ。 card_100_226_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 本当はみんなと一緒にバレンタインを満喫したかったのに、参加出来なかったことを残念がっている。 card_100_226_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, そんなパチュリーの心情を見越していたレミリアは、彼女の手にそっと小さな箱を持たせてあげた。 card_100_226_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 「な……何よこれ……? びっくり箱なんて card_100_226_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 今時流行らないし、私は驚いたりしないわよ」 card_100_226_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 「何言ってるのよ。チョコよ、チョコ。 card_100_226_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 私とフランで作ったの。食べてみて」 card_100_226_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, レミリアの言葉に驚いた表情を浮かべるパチュリー。あのフランドールと一緒に作った? card_100_226_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分が寝ている間に一体何があったのだろうかと不思議に思いながらも、 card_100_226_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 箱の中に入っていた小さなチョコをパクっ、とひとくち。 card_100_226_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 甘く、ほのかに苦い味が口いっぱいに広がる。 card_100_226_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 「どう? 美味しいでしょ? card_100_226_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, フランったらとんでもないことしでかしたけど、 card_100_226_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, ケガの功名よね」 card_100_226_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 「はぁ……あなたたち姉妹って card_100_226_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 一体どういう関係なのかしら? card_100_226_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 仲が良いのやら悪いのやら……」 card_100_226_01_46 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_226_01_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_226_01_48 SET_CARD_TEXT,1,1, パチュリーはふっと笑いつつ、小さなチョコをゆっくりと口の中で転がして、時間をかけて味わった。 card_100_226_01_49 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,