// BOM card_100_228_00,2,65 START, SET_CARD_BG_IN,100228, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「はぁ、今日は紫苑もいないし退屈だな。 card_100_228_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, せっかく私が地上に来てやったというのに……」 card_100_228_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 天界の問題児・比那名居天子は空から地上を見下ろしながら、 card_100_228_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, それはもう大きな溜息を洩らした。 card_100_228_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 地上で“友人”と呼べる存在ができた天子だが、残念ながら所用とやらで本日は不在。 card_100_228_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, それならせっかくだし一人で地上を見て回ろうとした矢先、やっぱり退屈だと足を止めたわけである。 card_100_228_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「こうなったら天変地異でも起こして card_100_228_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 巫女を引っ張り出してやろうかしら。 card_100_228_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, そして弾幕勝負に付き合わせてあげるの。 card_100_228_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 退屈しのぎにはもってこいかもしれないわね」 card_100_228_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分のためなら他者の都合など知ったことではない、とでも言わんばかりの大胆な思いつき。 card_100_228_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、残念ながらその思いつきに博麗の巫女が巻き込まれることはなかった。 card_100_228_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ごきげんよう。今日も地上の見回りですか？ card_100_228_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, たまには天界に戻られたほうがいいのでは」 card_100_228_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 天子に声をかけたのは、片腕有角の仙人・茨木華扇。 card_100_228_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 食べ歩きの最中だったので、彼女の腕の中には食べ物の入った袋があった。 card_100_228_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「お前は…… card_100_228_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 確か、霊夢をよく説教している仙人だね」 card_100_228_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 「否定はしませんが、そういう認識でおられるのは card_100_228_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 些か納得できませんね。大体、あれは霊夢が……」 card_100_228_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 肩をすくめる華扇。天子はその顔を数秒ほど見つめると、突然その足元に要石を発射した。 card_100_228_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 「はあっ！？　ちょっと！ card_100_228_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, あなた、いきなり何をしているのですか！？」 card_100_228_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 「よし、決めた。お前には、 card_100_228_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 私の暇つぶしの相手になってもらおう！」 card_100_228_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 華扇が抗議するよりも早く、天子は周囲に要石を出現させる。 card_100_228_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_228_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さあ、派手に暴れましょう！ card_100_228_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_228_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, 私が満足するまで付き合いなさい！」 card_100_228_00_53 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,