// BOM card_100_250_00,2,45 START, SET_CARD_BG_IN,100250, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 桜が舞い、木漏れ日が差し込む森の中。春告精の声が、木々をすり抜け、心地よく響く。 card_100_250_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_250_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 「もう春が来たのね……たまには、 card_100_250_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, ソロで演奏するのもいいかもしれないわ……」 card_100_250_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_250_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, そう呟きながら、愛用のヴァイオリンのチューニングをするルナサ・プリズムリバー。 card_100_250_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 妹のリリカ、メルラン、最近は雷鼓とも一緒に、プリズムリバーウィズHとしてステージに立つ彼女。 card_100_250_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, それだけではなく、同じく楽器を使う九十九姉妹とセッションをしたりなどの音楽活動もしている。 card_100_250_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, (でも、たまにはひとりの時間も大切よね。 card_100_250_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, もちろん、 card_100_250_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, みんなといるのも悪くはないのだけれど……) card_100_250_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_250_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, ヴァイオリンを構え、弓を弾く。自分の奏でる音色だけに、ルナサは意識を沈めていく。 card_100_250_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, ひとりだが、決して孤独ではない。好きなように楽器を奏でるこの瞬間を、ルナサは愛している。 card_100_250_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, ――数刻が経過しただろうか。気付けばルナサは寝息を立てていた。 card_100_250_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_250_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 可愛らしい寝顔を無防備にさらすルナサ。すると、彼女の周りに森の動物や野鳥たちが集まってきた。 card_100_250_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, それだけではない。ヴァイオリンが珍しかったのか、木陰から妖精たちも姿を現した。 card_100_250_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖精はルナサの私物などで遊び、動物たちはルナサの周りですやすやと眠り始める。 card_100_250_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 「メルラン……リリカ……雷鼓、さん…… card_100_250_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 次の曲はあれでいこう……」 card_100_250_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_250_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_250_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 春の陽気が心地よいのか、ルナサは一向に目を覚まさない。 card_100_250_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、たまにはこういう日があってもいいかもしれない。 card_100_250_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 次のライブのために英気を養う、春の陽気に包まれた――そんな静かな一日が。 card_100_250_00_33 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,