// BOM card_100_261_01,2,58 START, SET_CARD_BG_IN,100261,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 「しかし、せっかくの決起会。口約束を交わすだけ card_100_261_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, では、いささか盛り上がりに欠けるというもの。 card_100_261_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, ここはひとつ、私とお姫様で card_100_261_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 友情の杯を交わしてみるのはどうでしょう？」 card_100_261_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_261_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 「友情の杯？　それって、普通に友達と一緒に card_100_261_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, お酒を飲むのとは、どう違うの？」 card_100_261_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「うーん、そうですねぇ…… card_100_261_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 言うなれば、兄弟杯のようなものでしょうか。 card_100_261_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 決して千切れぬ絆を誓い、互いの友情を祝って card_100_261_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 杯を交わす……それが友情の杯です」 card_100_261_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_261_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「へぇ……そんなのがあるんだ。なんだか card_100_261_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 堅苦しいけど、そういうの、嫌いじゃないかも」 card_100_261_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうでしょう、そうでしょう！ card_100_261_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, ではさっそく、私たち二人で杯を交わしましょう。 card_100_261_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, こういうこともあろうかと、 card_100_261_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 事前に準備は整えてあるのです」 card_100_261_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_261_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 言いながら、正邪は身体を大きく逸らす。後ろを針妙丸が覗くと、そこには酒瓶と二つの杯が。 card_100_261_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 正邪は杯に酒を注ぎ、その片方を針妙丸へと差し出す。まるで、本物の姫に献上するかのように。 card_100_261_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ささ、どうぞどうぞ……それに口をつければ、 card_100_261_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 私とお姫様の間には固い友情が結ばれます。 card_100_261_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, この幻想郷をひっくり返すそのときまで card_100_261_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 決して切れることのない、固い固い友情が」 card_100_261_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_261_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ええ、分かったわ。あなたと私は今この瞬間から card_100_261_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 友達よ。これからよろしくね、正邪」 card_100_261_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_261_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_261_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 二人は、友情を確かめ、その杯を交わし、運命共同体となることを誓った。 card_100_261_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, その誓いが偽りであり、遠くない未来に崩れ去ることなど、知る由もなく……。 card_100_261_01_46 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,