// BOM card_100_263_01,2,74 START, SET_CARD_BG_IN,100263, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 「サグメさんのコミュニケーション能力 card_100_263_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 改善問題については、 card_100_263_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 今はひとまず置いておくとして、です。 card_100_263_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 今日もちゃんと持ってきてくれました？ card_100_263_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷のお土産」 card_100_263_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ええ。私が幻想郷に行くたびに、あなたが card_100_263_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, うるさく言ってくるから、さすがに忘れないわよ」 card_100_263_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あはは。この前の異変のときから、 card_100_263_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷に興味を持ってしまいましてね……。 card_100_263_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, はっきり言って、夢の世界に card_100_263_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, ずっといるだけだと暇なんです。 card_100_263_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, サグメさんが持ってきてくれる土産話と card_100_263_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷の物品だけが、今の私の楽しみなんですよ」 card_100_263_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 夢の世界で彼女が受け持つ仕事は決して少なくはないが、 card_100_263_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 暇だと軽く言ってのけるあたり、彼女の効率の良さ、優秀さがうかがえる。 card_100_263_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「もう少し、仕事を増やしてもらえるように、 card_100_263_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 私が掛け合ってあげてもいいのよ？」 card_100_263_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あはは。面白い冗談ですね。知ってます？ card_100_263_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, そういうの、外の世界では card_100_263_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, パワーハラスメントというらしいです」 card_100_263_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 「この世界でならあなたが card_100_263_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 私の上司になることも可能でしょうに」 card_100_263_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そういうことをさせないために、 card_100_263_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 私がここにいるというのに。 card_100_263_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分が夢の世界で好き勝手やってしまったら、 card_100_263_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 職権乱用になってしまうじゃないですか」 card_100_263_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 夢の世界では誰もが何者にでもなれる。 card_100_263_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、好き勝手させると秩序が乱れてしまうので、 card_100_263_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, ドレミーが責任を持って夢の世界を監視しているのだ。 card_100_263_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まあ、あなたがそれでいいなら、 card_100_263_01_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 私から言うことは特にないわ」 card_100_263_01_49 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あなたとこうして仲良く談笑していることが card_100_263_01_51 SET_CARD_TEXT,1,1, すでに夢みたいなものですから、 card_100_263_01_52 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は現状に割と満足していますよ」 card_100_263_01_53 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_54 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_55 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……私を照れさせようとしたって、 card_100_263_01_56 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_57 SET_CARD_TEXT,1,1, 何も言わないからね」 card_100_263_01_58 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_263_01_59 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_263_01_60 SET_CARD_TEXT,1,1, 幸せな夢を見せようとしてくる獏ばくに、舌禍の白鷺しらさぎは何も語らない。 card_100_263_01_61 SET_CARD_TEXT,1,1, 少なくとも、今このときは――ではあるが。 card_100_263_01_62 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,