// BOM card_100_275_00,2,97 START, SET_CARD_BG_IN,100275, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, これは、今も終わらぬ生きた物語。 card_100_275_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あーあ、途中までは card_100_275_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 上手くいってたんだけどなぁ。 card_100_275_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 私の思い通りに、私の思うがままに card_100_275_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 事を運べていたんだけどなあ。 card_100_275_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, ……姫さえ邪魔しなければ、幻想郷は今ごろ、 card_100_275_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 弱者が笑って過ごせる card_100_275_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 世界になっていたはずなんだけどなあ」 card_100_275_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私を騙していたくせに、よく言うわ！ card_100_275_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 嘘はいけないことだって card_100_275_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 教えられたことはないの！？」 card_100_275_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ありませんね、ただの一度も。 card_100_275_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 嘘はいいこと、当たり前のことだって、 card_100_275_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 生まれてからずっと信じてきましたから」 card_100_275_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 小人の末裔から武器を向けられようとも、天邪鬼あまのじゃくの表情は変わらない。 card_100_275_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 他人を小馬鹿にする態度を崩すことなく、正邪は挑発するように舌を出す。 card_100_275_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は天邪鬼だ。嘘は私の存在意義。 card_100_275_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 心に正直、嘘も虚言も戯言も吐かないなんて、 card_100_275_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, そんなの天邪鬼あまのじゃくとは呼べませんよ」 card_100_275_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, かつて結ばれた同盟は、つい先ほど破綻した。天邪鬼あまのじゃく――鬼人正邪の裏切りによって。 card_100_275_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そもそも、勝手にだまされたのは card_100_275_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 姫のほうでしょう？ card_100_275_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 天邪鬼あまのじゃくの言葉なんか信じるから悪いんだ。 card_100_275_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 私はすべてを否定し、すべてを拒み…… card_100_275_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, そして、すべてに仇あだなす card_100_275_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 天邪鬼あまのじゃくなんだからよぉ」 card_100_275_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 「友達の言葉だもの、 card_100_275_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1, 信じるに決まってるじゃない！」 card_100_275_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_53 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_54 SET_CARD_TEXT,1,1, 「偽りのお友達ごっこをしていただけですよ。 card_100_275_00_55 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_56 SET_CARD_TEXT,1,1, 昔も今も、私と姫は他人です」 card_100_275_00_57 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_58 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そんなの、あなたが勝手に言っているだけだわ。 card_100_275_00_59 SET_CARD_TEXT,1,1, 友達として、私には card_100_275_00_60 SET_CARD_TEXT,1,1, あなたを反省させる義務がある！」 card_100_275_00_61 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_62 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_63 SET_CARD_TEXT,1,1, 「それこそ姫が勝手に言っていることでしょう？ card_100_275_00_64 SET_CARD_TEXT,1,1, 天邪鬼あまのじゃくとして、 card_100_275_00_65 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_66 SET_CARD_TEXT,1,1, 私にはこの幻想郷をひっくり返す使命がある！」 card_100_275_00_67 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_68 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_69 SET_CARD_TEXT,1,1, 言葉を交わしても意味はない。話し合いで解決できる段階は、とうの昔に過ぎている。 card_100_275_00_70 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_71 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_72 SET_CARD_TEXT,1,1, 「言っても分からないなら、 card_100_275_00_73 SET_CARD_TEXT,1,1, 身体に直接叩き込むしかないわね。 card_100_275_00_74 SET_CARD_TEXT,1,1, 泣きながらごめんなさいするまで、 card_100_275_00_75 SET_CARD_TEXT,1,1, 手加減なんかしないんだから！」 card_100_275_00_76 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_275_00_77 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_78 SET_CARD_TEXT,1,1, 「打ち出の小槌を持っている姫の相手は、 card_100_275_00_79 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_80 SET_CARD_TEXT,1,1, ちと分が悪いですが……まぁ、いいでしょう。 card_100_275_00_81 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_82 SET_CARD_TEXT,1,1, かつての仲間と敵対するというこの美味しい局面、 card_100_275_00_83 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_275_00_84 SET_CARD_TEXT,1,1, 楽しませてもらおうじゃあありませんか！」 card_100_275_00_85 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,