// BOM card_100_294_00,2,58 START, SET_CARD_BG_IN,100294, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「夏はどこだ―! さいきょーのあたいが、 card_100_294_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷の夏に一番乗りしてやるぞー!」 card_100_294_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_294_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 巡りに巡る四季の一つ。もっとも太陽のまぶしい夏の季節。 card_100_294_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 自称さいきょー、氷の妖精・チルノは立夏の山を裸足で駆け回っていた。 card_100_294_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「虫だって、草だって、川だって…… card_100_294_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, そこには必ず夏らしさがあるはず! card_100_294_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 誰が相手だろうとあたいは負けない。絶対に、 card_100_294_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, あたいが一番最初に夏を見つけてみせるんだ」 card_100_294_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_294_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女が急いでいるのは、誰よりも早く幻想郷の夏らしさを見つけるため。 card_100_294_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, それは『自称さいきょー』ゆえなのか、それとも純粋無垢な子供心ゆえなのかは分からない。 card_100_294_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, ただ、分かるのは、彼女は幻想郷の誰よりも、『一番』を重要視しているということだ。 card_100_294_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, チルノは頬を伝う汗を拭いながら、照りつける太陽を憎らしげに見上げる。 card_100_294_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 「それにしても、すっごく暑い…… card_100_294_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, あたいの自慢の翼が溶けちゃうよ! card_100_294_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, この太陽はすごく夏っぽいけど、 card_100_294_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, こういうのを見つけたいんじゃない! card_100_294_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, あたいが見つけたいのは、もっとこう…… card_100_294_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 一目で夏だと分かる、すっごいやつだ!」 card_100_294_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 夏にしか咲かない花だったり、夏にしか見られない生き物だったり。 card_100_294_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分が一番にこれを見つけたんだと、ほかのみんなに自慢できるような分かりやすさが大事なのだ。 card_100_294_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_294_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ここは幻想郷だもん。 card_100_294_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, きっと、すごいものが見つかるはず! card_100_294_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_294_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, がんばるぞ、おー!」 card_100_294_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_294_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷の山々に、元気いっぱいな妖精の声が響き渡る。 card_100_294_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 氷の妖精はエネルギー全開。夏の暑さなど、恐るるに足らず。 card_100_294_00_46 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,