// BOM card_100_296_00,2,43 START, SET_CARD_BG_IN,100296, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 端午の節句。 card_100_296_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, それは、子どもの健康と成長を願い、そしてお祝いする日である。 card_100_296_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 当然、人間が考えた行事なので、妖怪たちにはなんの関係もない。 card_100_296_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, わざわざ祝うようなものではないのだが、お祝い事があるのなら、それにあやかり、宴会を行う。 card_100_296_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖精に妖怪、そして神々。人ならざる者たちは、ひとつの例外もなく、どんちゃん騒ぎが大好物だ。 card_100_296_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな人ならざる者のうちのひとり、 card_100_296_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, リグル・ナイトバグは、せっせと宴会の準備に励んでいた。 card_100_296_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「もう、チルノったらまた準備をサボって card_100_296_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, ……まあ、しょうがない。 card_100_296_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 宴会の開始を遅らせるわけにもいかないし、 card_100_296_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 私が進めておくしかないわね」 card_100_296_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_296_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 愚痴をこぼしながら準備に励む彼女は、 card_100_296_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 端午の節句の由来となった、とある国の衣装を身にまとっている。 card_100_296_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, だが、彼女はその服装が持つ意味を知らない。 card_100_296_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, ただ可愛いからと、ただこの行事に合っているからと、そんな単純な理由で身にまとっている。 card_100_296_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 普段とは異なる風貌の彼女だが、可愛らしくも神秘的な衣装を身にまとい、 card_100_296_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, いったい何を思うのだろうか。 card_100_296_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さあさあ、宴会の準備を進めましょう! card_100_296_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, せっかくの無礼講だもの。 card_100_296_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 人も妖怪も関係ないわ!」 card_100_296_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_296_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_296_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, もしくは、宴会をやりたい一心で、何も考えていないのかもしれない――。 card_100_296_00_31 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,