// BOM card_100_305_01,2,60 START, SET_CARD_BG_IN,100305, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「――と、いう具合に、あのときの戦いは、 card_100_305_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, まさに歴史に残る一戦だったと思うのです！」 card_100_305_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 磨弓は鼻息を荒くしながら、かつての異変で妖夢と接敵した際の思い出話を語る。 card_100_305_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 埴輪らしからぬ激しい身振り手振りとともにつづられる武勇伝。 card_100_305_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、それを聞かされていた魂魄妖夢は、困ったように苦笑いを浮かべていた。 card_100_305_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そんな激戦だったかなあ…… card_100_305_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, やったのは、ただの弾幕勝負だったような……」 card_100_305_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, いくらオオカミ霊に取り憑かれていたとはいえ、心躍るような激戦を繰り広げていれば、 card_100_305_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, かっこいいもの好きな妖夢は少しぐらい覚えているはずなのだが、どうしても思い出せない。 card_100_305_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, （それにあの時、私じゃなくて card_100_305_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, オオカミ霊が話してなかった？ card_100_305_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 弱肉強食こそ、畜生界の理ことわりだ！ card_100_305_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, とかなんとかいって） card_100_305_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, なんにせよ、磨弓の中では、そんなかっこいい感じにまとまっているらしい。 card_100_305_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女がそれで満足しているのだから、こちらから茶々を入れるのも忍びないだろう。 card_100_305_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖夢はとりあえず指摘を置いておくことにした。 card_100_305_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あのときは負けてしまいましたが、 card_100_305_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 次に戦えば勝つのは私です！」 card_100_305_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「一度負けてるのにずいぶんと自信満々ね。 card_100_305_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 私だって負けないわよ」 card_100_305_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 「では、また手合わせをお願いします！ card_100_305_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1, 今度は負けませんので！」 card_100_305_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私でよければ、相手になるわ。 card_100_305_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 霊に取り憑かれていない、 card_100_305_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 全身全霊の私でお相手しましょう」 card_100_305_01_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 　 card_100_305_01_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_305_01_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 人間の里にも訪れるようになった磨弓と手合わせをする約束をした妖夢。 card_100_305_01_47 SET_CARD_TEXT,1,1, 二人の仲は、そう悪いものでもなさそうだ。 card_100_305_01_48 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,