// BOM card_100_320_01,2,56 START, SET_CARD_BG_IN,100320,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 感情を取り戻すために日々努力する面霊気と、日々の目的なく生きる刹那せつな主義のサトリ妖怪。 card_100_320_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 唐突に始まったふたりの勝負は、退屈な里の人間にとってひとつの娯楽にしか過ぎない。 card_100_320_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, だが、大いに結構。娯楽上等。無意識で盛り上がれるからこそ、心躍るというものだ。 card_100_320_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_320_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そもそも、お前に card_100_320_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 希望のお面なんて必要ないだろう! card_100_320_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, どうしておとなしく card_100_320_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 渡してくれないんだ!?」 card_100_320_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あなたが戦おうって言ったから card_100_320_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, こうなってると思うんだけど……ささいな問題か。 card_100_320_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, あれはもう私の宝物だもん。 card_100_320_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1, そう簡単には渡さないわ」 card_100_320_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_320_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「貴様、希望の面を返さないというのか」 card_100_320_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あれってあなたの持ち物だったの? card_100_320_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, でも、今は私のものだから、関係ないよ。 card_100_320_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, だからねー、返すつもりは全然なーい。 card_100_320_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 欲しかったら力づくで奪ってみてよー」 card_100_320_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_320_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「偏ったお面の持ち主は必ず感情を破綻させる。 card_100_320_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, そのままでは、お前の感情も暴走するぞ!」 card_100_320_01_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「別に構わないもん。感情なんてもとより card_100_320_01_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 持ち合わせていないもん。だから問題ないなーい」 card_100_320_01_33 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_320_01_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 「哀れなやつめ! 私のようになりたくなければ、 card_100_320_01_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 今すぐ希望の面を手放すことだ!」 card_100_320_01_38 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_320_01_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_320_01_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 観客たちは少女たちが交わす言葉の意味を半分ほども理解していない。 card_100_320_01_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼らにとって大切なのは、盛り上がれるかどうか。その一点だけである。 card_100_320_01_42 SET_CARD_TEXT,1,1, あくまでも暇つぶし。あくまでも催し物。 card_100_320_01_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 空を飛び回り、言葉をぶつけ合う少女たちの一挙手一投足に、人々は心を奪われるのだ。 card_100_320_01_44 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,