// BOM card_100_325_00,2,38 START, SET_CARD_BG_IN,100325,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「私が博麗神社をお守りするんです!」 card_100_325_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_325_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 胸を張り、堂々としながらそう豪語するのは、狛犬の高麗野あうん。 card_100_325_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、数多あまたの異変やさまざまな妖怪たちから、本当に神社を護まもれるのだろうか? card_100_325_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, そんなことを思いつつ、ある日あうんが耳にしたのは、動物霊とともにあるという妖怪の派閥の存在。 card_100_325_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 巨大な組織を率いる軍団の組長に力添えを願えれば、 card_100_325_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, もしかしたら、「護まもる」ということの知見を得られるかもしれない。 card_100_325_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, そう考えた彼女は、神社の主である博麗霊夢にお出かけする旨むねを置手紙で伝えると、 card_100_325_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 単身、畜生界のヘッドに会いにいくことにした。 card_100_325_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_325_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あおーん。街全体がキラキラ輝いていて、 card_100_325_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_325_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, すごくきれいですー。 card_100_325_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_325_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, ちょっと、まぶしいぐらいですが!」 card_100_325_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_325_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 『鬼傑組』の組長である吉弔八千慧のもとへ向かう最中さなか、 card_100_325_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, あうんは賑やかなネオン街についつい見とれてしまう。 card_100_325_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_325_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 電光掲示板によって照らされる街は、夜だというのに昼のように明るい。 card_100_325_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 一昔前の日本のような幻想郷とは打って変わった光景に、あうんの口から吐息が漏れる。 card_100_325_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, ひさしく神社から離れたことのなかった彼女だが、初めて歩く畜生界は、少し惹ひかれるものがあった。 card_100_325_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_325_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 「待っていてください、霊夢さん。 card_100_325_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_325_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 私、絶対に強くなって、帰ってきてみせますから」 card_100_325_00_26 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,