// BOM card_100_329_00,2,68 START, SET_CARD_BG_IN,100329, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「あ、丁度いいところに! card_100_329_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, ここの神様がどこに行ったのか、知らない?」 card_100_329_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, ねえねえ、知ってる?  card_100_329_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 最近、お姉ちゃんのところのペットが、すっごく強くなったんだって。 card_100_329_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, おくうっていうの。地獄の鴉なんだ。あんなに暑いところに居て、よく平気だよね。 card_100_329_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, その子がね、食べちゃったの。パクーって。 card_100_329_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, あんな熱そうなもの、よく食べれるよね。お燐は猫舌だから、多分無理だと思うな。 card_100_329_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, あれ、でも炎を使ってるから、猫舌じゃないのかな? card_100_329_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 何を食べたのって? 神様だよ。あの子は神様を食べた。太陽を食べたの。 card_100_329_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は古明地こいし。しがない参拝客よ。 card_100_329_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 地底から出てきたのに、神様が見つからなくて」 card_100_329_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, なんかね、おくうのところに二人組の神様がやってきて、コレを食べなさいって渡してきたんだって。 card_100_329_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 八咫烏、だったかな。それを食べたらおくうは、すんごく強くなっちゃったの。 card_100_329_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, ただの地獄鴉だったのに、太陽の熱を生み出す力を手に入れたんだって。核融合の力。 card_100_329_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, でも、おくうもお燐もお姉ちゃんも、地上から来た人間にボッコボコにされちゃった。 card_100_329_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 変な珠を持った、めでたい色で頭が空っぽの巫女、だったっけ。凶暴なんだよ、怖いよね。 card_100_329_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, あれ、魔法や武器や人形を使うシーフ、だったっけ? どっちだったかなあ。 card_100_329_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 「地霊殿? お姉ちゃんを知ってるの? card_100_329_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, もしかして貴方、おくうを倒した人間!?」 card_100_329_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, おくうみたいな力を与えた神様に興味があったの、だから地上に出てみたんだ。 card_100_329_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 人間のいっぱい居る里でしょ、キノコいっぱいの森でしょ、 card_100_329_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 山の麓にも神社があったから、そこも覗いたよ。 誰かがすやすや寝てた。 card_100_329_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 地上には、本当にたくさん人間がいて、すごくびっくりした! card_100_329_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, だれも私のことに気が付かなかったけどね。 card_100_329_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, あとはね、天狗がいっぱいいる山を抜けて、お目当ての神社に到着しました! card_100_329_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, おくうに力を与えた神様がここにいるって聞いてたから。……なんだけど、誰も居なくて。 card_100_329_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, どこかなあ、って捜していたら、さっき話した巫女とシーフがやってきたの! card_100_329_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, 「心の事? 私は閉ざしちゃったわ。 card_100_329_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 人の心なんて見ても落ち込むだけで card_100_329_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, 良い事なんて何一つ無いもん。」 card_100_329_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_329_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, お姉ちゃんの能力を知っているみたいだったから、私のことも教えてあげた。 card_100_329_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 私はもう見るのをやめたんだ、他人の心を。だって、つまんないんだもん。 card_100_329_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, 心の中なんか見ても、落ち込むし、嫌われるし、いいことなんかないから。 card_100_329_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, わかるとつまらなくなる。わからないことは、わからないままのほうがいい。 card_100_329_00_51 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_329_00_52 SET_CARD_TEXT,1,1, でもね、目の前の二人はね、私を見てくれたの。 card_100_329_00_53 SET_CARD_TEXT,1,1, 私に気づいてくれた。 card_100_329_00_54 SET_CARD_TEXT,1,1, 私に話しかけてくれた。 card_100_329_00_55 SET_CARD_TEXT,1,1, なにか他の子達とは、ちょっと違う気がしたんだ。 card_100_329_00_56 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,