// BOM
card_100_332_01,2,55
START,
SET_CARD_BG_IN,100332,0,
SET_BGM,7,
MAIN_UI_OFF,1,
FADE_IN,500,0,
WAIT_SEC,1000,
SET_CARD_TEXT,1,1,
驪駒早鬼を怒らせたらどうなるか。――その答えは至ってシンプル。
card_100_332_01_1
SET_CARD_TEXT,1,1,
自分の行動の愚かさを、自分の軽率さを、その身をもって思い知らされるだけだ。
card_100_332_01_2
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_3
SET_CARD_TEXT,1,1,
「私を馬鹿にするのは構わん。
card_100_332_01_4
SET_CARD_TEXT,1,1,
だが、部下を馬鹿にされちゃあ
card_100_332_01_5
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_6
SET_CARD_TEXT,1,1,
黙ってはいられないなあ!」
card_100_332_01_7
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_8
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_9
SET_CARD_TEXT,1,1,
早鬼は考えることが苦手だ。
card_100_332_01_10
SET_CARD_TEXT,1,1,
思考回路は基本的に単純で、だいたいの事態をなんとかなるだろで済ませるような妖怪だ。
card_100_332_01_11
SET_CARD_TEXT,1,1,
だが、持ち前の実力、そして統率力と実績が、彼女の単純さを強力な武器へと進化させる。
card_100_332_01_12
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_13
SET_CARD_TEXT,1,1,
「今さら謝ったって許しはしない。お前たちは
card_100_332_01_14
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_15
SET_CARD_TEXT,1,1,
勁牙組を愚弄したんだ。ケジメはつけてもらう」
card_100_332_01_16
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_17
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_18
SET_CARD_TEXT,1,1,
やりすぎだ、もっと平和的解決を――そんな声をぶつけられるのは日常茶飯事。
card_100_332_01_19
SET_CARD_TEXT,1,1,
しかし、彼女たち勁牙組は止まらない。剥いた牙を引っ込めるわけにはいかない。
card_100_332_01_20
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_21
SET_CARD_TEXT,1,1,
「薬にも毒にもならない風評なんて
card_100_332_01_22
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_23
SET_CARD_TEXT,1,1,
気にしても、無駄だ。
card_100_332_01_24
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_25
SET_CARD_TEXT,1,1,
誰になんと言われようともやりたいようにやる
card_100_332_01_26
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_27
SET_CARD_TEXT,1,1,
――それが私たち、勁牙組だろうが」
card_100_332_01_28
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_29
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_30
SET_CARD_TEXT,1,1,
彼女のシンプルな思考回路は、部下たちに自由と自信を与える。
card_100_332_01_31
SET_CARD_TEXT,1,1,
難しいことを考えないからこそのカリスマが、勁牙組という組織を支えているのだ。
card_100_332_01_32
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_33
SET_CARD_TEXT,1,1,
「本能のままに、今日も大いに暴れてやろう。
card_100_332_01_34
SET_CARD_TEXT,1,1,
勁牙組がどれだけ恐ろしく、
card_100_332_01_35
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_36
SET_CARD_TEXT,1,1,
どれだけ強大な組織なのかを
card_100_332_01_37
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_38
SET_CARD_TEXT,1,1,
知らしめてやるために!」
card_100_332_01_39
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_40
SET_CARD_TEXT,1,1,
card_100_332_01_41
SET_CARD_TEXT,1,1,
さあ、今日も彼女らは幻想郷にて大いに暴れ回る。
card_100_332_01_42
SET_CARD_TEXT,1,1,
血肉を求める獣のように、嵐のように、炸薬のように、ただ野蛮に。
card_100_332_01_43
WAIT_TOUCH,
SKIP_POS,
FADE_OUT,500,
STOP_BGM,
WAIT_SEC,2000,
END,