// BOM card_100_344_00,2,45 START, SET_CARD_BG_IN,100344,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 豊聡耳神子が起こした異変は、多くの者を巻き込んだ。 card_100_344_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 当然、異変解決を生業なりわいとする博麗の巫女みこには目をつけられ、 card_100_344_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 同じく異変が起きればやってくる普通の魔法使いからも倒すべき敵と認識された。 card_100_344_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし。正義の味方が立ち上がったからといって、そう簡単に黒幕のもとへはたどり着けない。 card_100_344_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, なぜなら、豊聡耳神子には、信頼の置ける配下たちが存在するのだから。 card_100_344_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_344_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まったく……おとなしく事の成り行きを card_100_344_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 見守ってくれていればよいのにな」 card_100_344_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_344_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そう簡単にはいかないだろう。私たちはこれでも card_100_344_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 騒ぎを起こした側の存在なんだから」 card_100_344_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 神子みこが眠る神霊廟しんれいびょうの護衛につくのは、同じ豪族出身である二人の少女。 card_100_344_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 風水を自在に操る尸解仙しかいせん――物部布都。 card_100_344_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, そしてもうひとりは、尸解仙しかいせんになれなかった亡霊――蘇我屠自古である。 card_100_344_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_344_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まあ、よい。太子様の眠りを妨げる者は card_100_344_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 何人たりとも通すわけにはいかん。 card_100_344_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 青娥殿には期待できぬし、 card_100_344_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 我々が太子様をお守りするほかはあるまい」 card_100_344_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 「やる気を出すのはいいが、 card_100_344_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, あまり足を引っ張るなよ」 card_100_344_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_344_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_344_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「それはこっちの台詞せりふであろう」 card_100_344_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_344_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 軽口をたたき合う二人。そんな彼女たちのもとに、ついに侵入者が現れた――。 card_100_344_00_33 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,