// BOM card_100_346_00,2,63 START, SET_CARD_BG_IN,100346,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 今ではもう幻想郷でもお馴染なじみの、守矢神社の風祝かぜはふりこと東風谷早苗。 card_100_346_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 外の世界からやってきた存在ではあるものの、すっかり幻想郷の住人として受け入れられていた。 card_100_346_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 「せっかくの夏なのに、 card_100_346_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 何もしないなんてもったいない! card_100_346_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 夏はイベントが盛りだくさんなんですよ!?」 card_100_346_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷に染まってきたとはいえ、もともとは外の世界で暮らしていた少女。 card_100_346_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 本質そのものが変わるわけではない。事実、彼女は夏をどう楽しむかで頭を悩ませていた。 card_100_346_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 「夏といえば海……ですが、幻想郷に card_100_346_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 海はありません。ううむ、どうしたものか……」 card_100_346_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 腕を組んで頭をひねって、ぽくぽくぽく……。 card_100_346_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 頭に流れる効果音は彼女の宗派それと違う気がするが、おかげで早苗は画期的なアイディアを思いつく。 card_100_346_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「思いつきました! そうです。 card_100_346_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 海がなくても、守矢神社には湖があるじゃない! card_100_346_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 巨大な湖で水着を着て遊べば、 card_100_346_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, それはもう海で遊ぶのと変わらないはず!」 card_100_346_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, そうと決まればなんとやら。 card_100_346_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 可愛い水着に着替え、その上にパーカーを羽織った早苗は手を伸ばす。 card_100_346_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さあ、神奈子様、諏訪子様! card_100_346_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 早く行きましょう! card_100_346_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 守矢の夏はこれから始まるのです!」 card_100_346_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, イベントをひとりで楽しむなんてもったいない。家族全員で参加するほうが楽しいに決まっている。 card_100_346_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, あまり乗り気ではない二柱ふたはしらの神様たちを半ば強引に引きずりながら、早苗は湖目指して一直線。 card_100_346_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 「暑さのせいで外に出ない人々も多いですが、 card_100_346_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, これはある意味ビジネスチャンス。 card_100_346_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, 湖をレジャー施設として開放すれば、 card_100_346_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1, あわよくば信仰集めに繋つなげられるはずです!」 card_100_346_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_346_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_346_00_50 SET_CARD_TEXT,1,1, 商魂たくましい現人神あらひとがみの姿に、神々は思わず呆あきれ顔を浮かべるのであった。 card_100_346_00_51 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,