// BOM card_100_347_00,2,62 START, SET_CARD_BG_IN,100347,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 照りつける夏の容赦のない日差しの中で、あまりの暑さにぐったりとしていた諏訪子は、 card_100_347_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分と同様にぐったりしているカエルたちの存在に気づいた。 card_100_347_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そうだよねえ……変温動物にこの暑さは、 card_100_347_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, さすがにこたえるよねえ」 card_100_347_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, そこに現れた早苗がスイカを用意していると告げるが、 card_100_347_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 諏訪子は「あとでね」と気軽に返し、カエルたちとともに川へと向かった。 card_100_347_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 「暑さ対策といえば水遊びでしょ」 card_100_347_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, カエルたちを涼しい水辺に放り、水着へと着替えた諏訪子は自分もまた涼むべく、川遊びを開始する。 card_100_347_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, ――一刻ほど遊んだだろうか。 card_100_347_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 「諏訪子さまー。スイカ、持ってきましたよー」 card_100_347_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 汗を拭いつつ川から出た諏訪子を、早苗が呼んだ。 card_100_347_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, どうやら、諏訪子のためにスイカをここまで持ってきてくれたらしい。 card_100_347_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 切り分けられた美味しそうなスイカが、岩の上に置かれていた。 card_100_347_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, ――岩の上でスイカを咀嚼し、しゃくしゃくと小気味のいい音を立てる諏訪子。 card_100_347_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな諏訪子を眺めながら、早苗は楽しそうに笑う。 card_100_347_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 「諏訪子様って子供っぽいとこありますよねー、 card_100_347_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, スイカも食べずに行っちゃうし」 card_100_347_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「むー、それは聞き捨てならないねぇ」 card_100_347_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 不服そうな諏訪子を気にせず、早苗は皿を回収するために岩に近づく、と……。 card_100_347_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私と並んだら間違いなくおこさま……ひゃ!」 card_100_347_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, 言葉の途中で地面がぐらつき、バランスを崩した早苗は、 card_100_347_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, ばしゃーんという盛大な水音を立てて尻もちをついた。 card_100_347_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, それが諏訪子の能力による悪戯だと気付き、早苗は呆れかえる。 card_100_347_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ふふ、早苗が私を子供扱い card_100_347_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, するなんて千年はやーい!!」 card_100_347_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そういうとこが子供っぽいんですよ! card_100_347_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1, えーい!」 card_100_347_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_347_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 「わぷっ! そういう早苗も子供っぽいじゃん!」 card_100_347_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_347_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 口論をしながら早苗が川の水を諏訪子にかけると、すぐに諏訪子も反撃を開始する。 card_100_347_00_49 SET_CARD_TEXT,1,1, そうして争う二人の声が笑い声に変わるのに、そう長い時間はかからなかった―― card_100_347_00_50 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,