// BOM card_100_353_00,2,46 START, SET_CARD_BG_IN,100353,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「斬れぬものなど、あんまりない」 card_100_353_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_353_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, そう口にするのは、白玉楼はくぎょくろうに住む剣術指南役兼庭師を務める魂魄妖夢こんぱくようむ。 card_100_353_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 幼く未熟ながらも、その剣術はまさに一流。 card_100_353_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 楼観剣ろうかんけんと白楼剣はくろうけん、二刀が描くその軌跡は、 card_100_353_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 時には、天狗てんぐよりも素早い太刀筋たちすじとなり、 card_100_353_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 時には、幽霊十人分の切れ味と相手の思いを断ち切る一撃必殺の技となり、 card_100_353_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 時には、幻想郷をおびやかす存在を排除することにもなるだろう。 card_100_353_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「白玉楼はくぎょくろうの平和、 card_100_353_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, そして幽々子ゆゆこ様の安全をお守りすること。 card_100_353_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, それが私のお役目ですから。 card_100_353_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, え、家事? 当然、それも私の役目です。 card_100_353_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 幽々子様は、その……家事が苦手なので」 card_100_353_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 剣術だけでなく、主の世話すらも完璧である妖夢だが、本人は自分に未だ満足していない。 card_100_353_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_353_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私の剣はお師匠様にすらまだ及びません。 card_100_353_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 落葉すらを両断する、あの剣には、まだ。 card_100_353_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 剣術指南役として、高みを目指すための card_100_353_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 努力を欠かすなど、ありえません」 card_100_353_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_353_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_353_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, どんな壁も、どんな敵も両断する、圧倒的な剣術。 card_100_353_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 師の背中を追ってか、自らの太刀筋たちすじに満足を覚えていないせいか、 card_100_353_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女は今日も、刀を振ることをやめない。 card_100_353_00_34 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,