// BOM card_100_359_00,2,49 START, SET_CARD_BG_IN,100359,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 異変の後に寺へと改装されたものの、聖輦船せいれんせんは未いまだに幻想郷の住民たちに親しまれている。 card_100_359_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, それは寺としてだけでなく、定期遊覧船や魔界への巡航船としても同様だ。 card_100_359_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 聖輦船せいれんせんが船として機能している際、その航行は自動航行になる場合がほとんどである。 card_100_359_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、それでも、村紗水蜜むらさみなみつは舵を握る。 card_100_359_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, どうして自動なのにわざわざ舵を握る必要があるのか――それは、彼女が船長であるからだ。 card_100_359_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_359_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「いついかなる場合でも、 card_100_359_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 船のトラブルを解決できるように準備しておく。 card_100_359_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, それが聖輦船せいれんせんの船長として任命された、 card_100_359_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 私の責務ですからね」 card_100_359_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 昔よりもさまざまな者が乗るようになった聖輦船せいれんせん。 card_100_359_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 責任をもってその舵を握り、トラブルに対応する必要があるのだ。 card_100_359_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_359_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 「お寺にされちゃったときはどうしようかと card_100_359_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 思ったけど、船の機能も残してくれて一安心です。 card_100_359_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は、この子がいないとダメだから。 card_100_359_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 仕事がなくなったら暇になっちゃいますしね」 card_100_359_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 船長としての責務を背負う村紗ではあるが、その様子はとても明るく、生き生きとしている。 card_100_359_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_359_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さあ、みんな準備はいい? 今日も天気は上々、 card_100_359_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 果てのない雲海が、私たちを迎えてくれてる。 card_100_359_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, 目的地を再確認。取り舵かじいっぱい、ヨーソロー!」 card_100_359_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_359_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_359_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 今日もまた、キャプテンムラサの声とともに、聖輦船せいれんせんは幻想郷の空を行く――。 card_100_359_00_37 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,