// BOM card_100_367_00,2,44 START, SET_CARD_BG_IN,100367,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, ――飯綱丸様は働きすぎです。少し、休暇をとられては―――― card_100_367_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 天狗てんぐたちの大将としてせわしなく活動をしている飯綱丸龍いいずなまるめぐむは、 card_100_367_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, その働きぶりを見た部下たちから咎とがめられてしまった。 card_100_367_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 上下関係の厳しい天狗てんぐ社会。 card_100_367_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 部下が上司に口答えするなどもっての外ほかだが、 card_100_367_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, さすがに親切心からの忠告を無視するわけにはいかない。 card_100_367_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, そういうわけで、龍は普段の疲れを癒すため、軽い休暇をとることにしたのだった。 card_100_367_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「休暇とはいえ、 card_100_367_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, どのようにして過ごすべきだろうか。 card_100_367_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, まだまだ仕事は山積みなのだが……」 card_100_367_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_367_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 中間管理職とも呼ぶべき立場にある彼女は、常に大量の仕事に追われている。 card_100_367_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 寝る間も惜しんで働くことは当たり前で、仕事をこなすことこそが彼女の生きがいだ。 card_100_367_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、部下に休むといった手前、こっそり隠れて仕事をするわけにもいかない。 card_100_367_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 休まない上司ほど、部下の迷惑になる存在はいないのだから。 card_100_367_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「仕方がない。 card_100_367_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 今日一日は、酒でも飲んで過ごすとしよう。 card_100_367_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 酒だけでは物足りんから、 card_100_367_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 料理を用意せねばならないが……」 card_100_367_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_367_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_367_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 普通なら部下に用意させるところだが、せっかくの機会。 card_100_367_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 料理は気分転換にもなるというし、たまには自分で作るというのも悪くはない。 card_100_367_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, どんなおつまみを用意しようか――軽い足取りで、龍は台所へと向かった。 card_100_367_00_31 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,